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2013年8月 7日 (水)

ゲオルグ・ショルティ 17

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルによる演奏で
ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルジファル」を聞いている。
今日は第1幕の後半で…聖餐式への入場と舞台転換以降の部分。
1971年12月と1972年3月にウィーンのソフィエンザールで収録。
1960年代が終わり、1970年代のはじめという…時代なのか、
実に硬派なワーグナーだ。ウィーンフィルではあるけれど、
厚みのある渋い響きで…第1幕の厳粛な音楽でもあって、
その色合いは、厳しく荘厳なものに統一されている。
ショルティならではのくっきりとした輪郭、明瞭な音作りであり、
何しろ作品が「パルジファル」であるから彫りの深い造形だ。
儀式の場面でのアンフォルタスが苦悩と懺悔を歌い上げる場面は、
アンフォルタスというよりも…フィッシャー・ディースカウなのだけど
ついそう思ってしまうのだが、これが何とも感動的だ。壮絶な印象。
第1幕の前半は、私にはちょっと遅いなあ…という感じだったのだが、
この聖餐式の場面は、こちらも一気に集中力が高まり、圧倒的である。

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