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2013年8月24日 (土)

ウィーンフィル 2009/2010

クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーンフィルによる
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いてきたが、
いよいよこれで最後となり、今日は交響曲第9番「合唱付き」。
2010年4月にウィーン楽友協会大ホールにおけるライブ録音。
ティーレマンの第9はこれまでにもバイロイトやウィーンでの録音が、
すでに紹介されているが、それにも増して…この上ない感動である。
今回もいかにも…であるが、音楽の基礎となる低音が迫力の響きで
迫ってくるような力強さであり、とにかく立派な構え、奥行きの大空間、
深みのある音楽がたっぷりと歌われて、これ見よがしの印象もあるけれど、
それに逆らえない…ただただ引き込まれてしまうのがティーレマンなのである。
かなりテンポを揺らして、聞く側にすると…音楽の造形に関係のないところで
支離滅裂的に速くなったり、止まったりを繰り返しているようで、その辺は
最初のうち、戸惑いもあって、困ってしまうけれど、慣れているファンには、
これぞティーレマン節であって、肯定的に聞いてほしいところなのである。
独唱は、アネッテ・ダッシュのソプラノ、藤村実穂子のコントラルト、
ピョートル・ベチャワのテノール、ゲオルク・ツェッペンフェルトのバス、
合唱はウィーン楽友協会合唱団で…歌が入っての第4楽章も素晴らしい。

SONY 88697927172

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