東海道の風景から 26~六郷の渡
東海道歩きも梅雨の間に六郷土手まで来ていたのだが、
暑い夏になり、晴れて、水かさも引いたので
今日は六郷の渡しで多摩川を渡りたいと思う。
実際のところは、六郷橋を歩いて渡ったのだけど…
京急の六郷土手から歩いてすぐで
六郷橋の袂にお稲荷さんがあった。
六郷橋を渡りはじめる。
多摩川のグラウンドだが、川にたどり着くまでが長い。
六郷橋でやっと多摩川に近づいたが、
江戸の最初のころで家康の時代には、
現在と同じように六郷大橋が架けられたそうである。
しかし多摩川の相次ぐ氾濫によって、橋が流され、
1688年の洪水以後、200年の間、船で渡っていた。
その後、明治になって、六郷橋は再建されたらしい。
多摩川の上に来ているが、やはりこうしてみると広い。
いよいよこれより先は神奈川県である。川崎市に入る。
六郷橋を渡り終えた。川崎側の渡船場跡。
明治天皇が明治元年に京から江戸へ下向してきた際の
この渡しで多摩川を越えたという記念碑が建てられている。
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