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2013年8月25日 (日)

シュロモ・ミンツ 4

シュロモ・ミンツがアバド指揮シカゴ交響楽団と協演した
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番と第2番を聞いている。
1983年2,3月にシカゴのオーケストラ・ホールで収録されている。
ミンツの録音の中では、最初の頃の二度目となる協奏曲録音であるが、
線の細い印象はあるけれど、しっかりとした自己主張によって、
激しさと力強さを示して、自信に満ちた安定感の漂う演奏である。
音の美しさと鮮やかなテクニックは完璧な仕上がりであり、
しかしだからこそ…いまひとつ面白みに欠けるようなところもあって、
プロコフィエフの音楽には、もっと豊かな表情や親しみを求めたいか…
アバドに関してもシャープで隙のないシカゴのアンサンブルであり、
極めて洗練されて、細部にまで明瞭なコントロールは独特の感覚で
この時期のアバドを聞けるというのも…またひとつの楽しみであろう。

CDR844

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