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2013年8月21日 (水)

スヴャトスラフ・リヒテル 5

ダヴィド・オイストラフとスヴャトスラフ・リヒテルの共演で
モスクワでのライブ録音からフランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調と
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調を聞いている。
1968年12月のモスクワ音楽院大ホールでの演奏である。
これぞまさに歴史的名演ということがいえると思うのだが、
我が家にはこのLPレコードがあったので、カセットにダビングして、
高校生のころ、繰り返し…繰り返し…擦り切れるほど聞いたのだ。
その後、CDを買ってきて、そのディスクを今日は出してきたけれど、
改めて聞いてみると…ステレオとはいいながら、限りなくモノラルに近い…
音質的には決してよい状態とはいえず、一方でそんなことはどうでもいい…
偉大なものとは、心に真っ直ぐに響いてくるものだと感動的なのである。
オイストラフなので、ヴァイオリン・ファンの方はもちろんそちらだろうけど
私としては、リヒテルのピアノに夢中なもので…聞こえてくるのはリヒテルだ。
とにかくその音楽の巨大さと深みのある音色…巨匠たちの演奏は、
動きの少ない…表面的な効果は少しも求めていないのだけれども
内面的なところでのぶつかり合いは凄まじいものがあり、
この迫力というのは、他では決して聞けないものであろう。
はっきりとそう感じてしまうので、だからこそ歴史的名演なのだ。

Melodia VICC-2013

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