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2013年8月20日 (火)

パスカル・ロジェ 7

パスカル・ロジェでリストの巡礼の年「イタリア」を聞いている。
1980年3月にロンドンのキングズウェイ・ホールで収録。
先日聞いた1969年のピアノ・ソナタロ短調のアルバムの後、
十年後にはこの巡礼の年第2年「イタリア」の全曲が録音され、
しかしそれ以降は、リストの録音は存在しないのではないか。
仕上がりのイメージだけど、かなりカラフルな色合いで…
もちろんイタリア的な明るさは作品の本質でもあるけれど、
もう少し渋く引き締まった感じも欲しいかも…とは感じた。
しかし抒情的な表現での歌わせ方はロジェならではであり、
ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番などは、
やはり絶品で…思わず引き込まれてうっとりしてしまう。
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」も細部にまで丁寧で感動。
でもダイナミックな表現はどうしてもロジェっぽくなくて、
路線が違うって思ってしまうのは仕方ないか。興味深い。

DECCA 480 3150

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