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2013年8月31日 (土)

東海道の風景から 31~鶴見

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鶴見川を渡って、JR鶴見駅の近くまで来たが、
鶴見区鶴見中央1丁目の鶴見神社。
お宮参りの神事が行われていたので、
私の方は、お参りは遠慮した。

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東海道は京急鶴見駅の下を通って、
しばらくは商店街を抜けていくが、
「下野谷町入口」で第一京浜国道と交差している。

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そのまま東海道の旧道を進んで、
少し行くとJR鶴見線の下をくぐっている。
ちょうどこの上が国道駅である。珍しい駅名。

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鶴見線の高架橋の下がトンネルになっている。
「旧国道架道橋」という名称のようだ。

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高架橋の下が通り抜けできるようになっている。
いかにも昭和の景色であり、不思議な趣がある。

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鶴見区生麦5丁目付近の東海道の現在の様子。
昔ながらの店舗が建ち並んでおり、
旧街道ならではの風景にうれしくなってしまう。

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東海道の風景から 30~鶴見市場

東海道歩きは、先日の川崎宿の続きで
京急の八丁畷駅を出発して、神奈川宿を目指す。
今日も35度の猛暑だったので、陽の高い時間帯を避けたのだが、
お昼を食べてから出掛けてきて、ちょっと遅くなってしまったか?

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京急の八丁畷の駅である。
上を通っているのは、JRの南武線だ。

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横浜市鶴見区に入って、市場東中町にある熊野神社。
参道が真っ直ぐに伸びて、広い境内である。

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熊野神社にお参り。

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熊野神社の鳥居を境内から見ているのだが、
正面の道を進むと京急の鶴見市場駅である。
駅には向かわずに右へ…東海道をそのまま進む。

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鶴見区市場西中町にある東海道の一里塚跡。
「武州橘樹郡市場村一里塚」と碑が立っている。
江戸から数えて五里の一里塚だそうである。

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一里塚の少し先で、市場下町に庚申塚がある。
現在の庚申堂は、昭和五十六年四月吉日の建立だそうだ。

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庚申堂の中に祀られている庚申塔。
大切に保存されているが、きれいな庚申塔だ。

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鶴見川橋で鶴見川を渡る。

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橋を渡り終えようと…ふり返っているのだが、鶴見川だ。
上流方向で…正面に見える隣の橋はJRの線路である。

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鶴見川橋を渡り終えて、来た道をふり返っている。
住所も「市場」から「鶴見」へと変わる。

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2013年8月30日 (金)

8月30日の感想

昨日、今日とまた暑くなって、気温35度はたいへんなのだが、
あの酷暑のころとは違って、夜は涼しいような気もしているけれど
先ほど、洗面所で手を洗っていたら…後ろで嫌な気配が!
カサカサ…カリカリ…音がする。出た!黒い悪魔が現れた。
今年の夏はゴキブリが少ない。暑くなって間もないころ、7月だったか?
一度、現れて、追いかけまわして、叩き殺したのだが、それ以来である。
この暑さで…蒸しているし、ゴキブリがいないわけがないのだけど、
これまで遭遇しなかったことは本当に幸い。今日は高い所にいて、
手が届かない。下から睨んでいると…次の瞬間、飛んだのだ。
羽が大きくて、飛ぶ種類のゴキブリだった。目の前を横切って…
壁で一撃、床に落ちて一撃。無事に確保。嫌な気分。ゾッとする

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2013年8月29日 (木)

ロンドンフィル 2008/2009

暑い夏に聞きたくなるホルストの組曲「惑星」であるが、
ロンドンフィルの演奏で…ショルティ、ボールト、ハイティンクと
3種類を聞いたので、同じくロンドンフィルの最近のライブから
ウラディーミル・ユロフスキの指揮で今日は聞いている。
2009年5月22日にロイヤル・フェスティバル・ホールで収録。
この演奏は43分ということで、知る限り…最速なのではないか。
ウィリアム・スタインバーグ指揮ボストン交響楽団の名盤も速いと
でも調べてみたら…それでも46分だった。他にあったか…?
しかしユロフスキだけど、決して速いとは感じない。実に快適!
さすがに「ジュピター」は、ちょっと速いような気もするが、
全体にテキパキと澱みなく…迷うことなく解決していく感じ。
でもしっかりと歌い込まれているので、バランスいいのである。
今日の若手指揮者の中で、私はユロフスキがお気に入りなのだけど、
しかしながら…実は聞いている数は少なくて、勝手にそう思っている。
でもこの「惑星」を聞くと…やっぱりユロフスキはいい!って、再確認。
極めて現代的な感覚によって、どこを聞いてもすべての音が新鮮だ。

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2013年8月28日 (水)

圓生百席 「牡丹燈籠(三)」

今年の夏は、三遊亭圓朝作「怪談牡丹燈籠」を聞いている。
今日はその(三)で「栗橋宿」…萩原新三郎の死後、
時を見計らって、幽霊に都合させた百両の金を持って、
お峰と伴蔵は、伴蔵の故郷で栗橋宿にやってくる。
そこではじめた店が、荒物屋で「関口屋」である。
圓生師匠は、前半「お峰殺し」、後半「関口屋強請」としているが、
今日は一気に聞いている。1時間20分ほどの長講一席。
圓朝独特のとんでもないところで人間関係がつながってくる…
大金持ちに出世する伴蔵であるが、その浮気相手が、
飯島平左衛門の妾で…お露をいじめたお国という女であり、
お露と新三郎を引き合わせた幇間医者の山本志丈も
ここで再び登場するという。山本志丈とお国もまた接点があり…
出来過ぎなことであって、こんなことってありえないのだが、
しかし圓朝作品の面白さって、これがたまらないのである!
関口屋が強請られる…という展開だが、山本志丈については、
口止めの金をもらっても伴蔵の味方という印象はあるのだが、
お国の旦那で宮野辺源次郎という新キャラが登場するのであり、
しかしその悪さでは数段上を行く伴蔵が追い返してしまうという
「関口屋強請」の後半は、さすがに痛快で…最高だ!

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2013年8月27日 (火)

落語につぶやき 212~幇間

幇間(たいこもち)の出てくる噺はたくさんあるが、
マクラなどでよく聞く「幇間 あげての末の 幇間」…
耳には残っているけれど、いつも聞き流している感じで
特に考えたこともなかったのだが、ふと気付いたのだ。
座敷で愉快に遊ぶことを「芸者、幇間をあげる」という。
大家の若旦那が、吉原通いの道楽の果てに勘当になり、
行く宛もなくなって、馴染みの幇間のところに厄介になる。
ひと通り心得ているので、そのうち自分も幇間になってしまう…
そういうことをいっているのだろう。昔はよくあったらしい。
幇間というのは誰でもなれる商売ではなく、自分もまた
道楽の限りを尽くして…身を持ち崩し、散々苦労をして、
その果てに現在の身の上があるので、それで客から
どんな無理難題を押し付けられても応えられるのである。

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2013年8月26日 (月)

レナード・バーンスタイン 19

1960年代のバーンスタインのマーラーを年代順に聞いてきたが、
ちょっと久しぶりになってしまったけれど、今日は1965年の録音で
マーラーの交響曲 第7番 ホ短調 「夜の歌」を聞いている。
1965年12月14日にニューヨークのフィルハーモニック・ホールで収録。
バーンスタインの熱い想いの伝わる独特の激しさは特徴的ではあるのだが、
80分を切っての演奏で、決して遅くはないので、思った以上に流麗である。
でもやはりこの時代には、マーラー演奏はまだ発展途上の中にあって、
バーンスタインの解釈は素晴らしいが、勢いで乗り切っている印象はある。
そういった仕上がりというのは、録音によるものも大きいのだろうけれど、
でもそれ以前の演奏に比べて、ここで古さというのは感じられなくなってきた。
この二日後で12月16日には、交響曲第9番も録音されており、
近くそちらも聞きたいと思う。第7番と第9番だから難曲が続いて、
演奏する側はたいへんだと思うが、聞く側にするとなんて贅沢なことであろう。

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2013年8月25日 (日)

シュロモ・ミンツ 4

シュロモ・ミンツがアバド指揮シカゴ交響楽団と協演した
プロコフィエフのヴァイオリン協奏曲第1番と第2番を聞いている。
1983年2,3月にシカゴのオーケストラ・ホールで収録されている。
ミンツの録音の中では、最初の頃の二度目となる協奏曲録音であるが、
線の細い印象はあるけれど、しっかりとした自己主張によって、
激しさと力強さを示して、自信に満ちた安定感の漂う演奏である。
音の美しさと鮮やかなテクニックは完璧な仕上がりであり、
しかしだからこそ…いまひとつ面白みに欠けるようなところもあって、
プロコフィエフの音楽には、もっと豊かな表情や親しみを求めたいか…
アバドに関してもシャープで隙のないシカゴのアンサンブルであり、
極めて洗練されて、細部にまで明瞭なコントロールは独特の感覚で
この時期のアバドを聞けるというのも…またひとつの楽しみであろう。

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2013年8月24日 (土)

ウィーンフィル 2009/2010

クリスティアン・ティーレマン指揮ウィーンフィルによる
ベートーヴェンの交響曲全集を収録順に聞いてきたが、
いよいよこれで最後となり、今日は交響曲第9番「合唱付き」。
2010年4月にウィーン楽友協会大ホールにおけるライブ録音。
ティーレマンの第9はこれまでにもバイロイトやウィーンでの録音が、
すでに紹介されているが、それにも増して…この上ない感動である。
今回もいかにも…であるが、音楽の基礎となる低音が迫力の響きで
迫ってくるような力強さであり、とにかく立派な構え、奥行きの大空間、
深みのある音楽がたっぷりと歌われて、これ見よがしの印象もあるけれど、
それに逆らえない…ただただ引き込まれてしまうのがティーレマンなのである。
かなりテンポを揺らして、聞く側にすると…音楽の造形に関係のないところで
支離滅裂的に速くなったり、止まったりを繰り返しているようで、その辺は
最初のうち、戸惑いもあって、困ってしまうけれど、慣れているファンには、
これぞティーレマン節であって、肯定的に聞いてほしいところなのである。
独唱は、アネッテ・ダッシュのソプラノ、藤村実穂子のコントラルト、
ピョートル・ベチャワのテノール、ゲオルク・ツェッペンフェルトのバス、
合唱はウィーン楽友協会合唱団で…歌が入っての第4楽章も素晴らしい。

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2013年8月23日 (金)

ベルナルト・ハイティンク 11

ホルストの組曲「惑星」をロンドンフィルの演奏で
1978年のショルティ…そしてエイドリアン・ボールトで
この夏は二種類の録音で聞いたので、今日はさらに
1970年3月のハイティンクの指揮で聞いている。
冒頭の「火星」から異様な重圧感であり、正確なリズム処理が
不思議な恐ろしさを演出。オルガンの大音響にも驚かされるが、
全体に遅めのテンポであり、とにかく響きを丁寧に…慎重な足取りで
その仕上がりはというと…少々生真面目すぎるのではないかという
しかしその整理整頓された音がかえって新鮮にも感じられるのである。
私はハイティンクのファンなので、興味深く…楽しんで聞いているが、
実際のところは、純粋に「惑星」を聞きたい人には、堅すぎるかも。
スコアにある音に対して誠実に向き合った結果なのであろう。
40年がたって、現在の円熟のハイティンクで聞いてみたい…
そんな思いも生まれる「惑星」だけれども…絶対いいに違いない!

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2013年8月22日 (木)

落語につぶやき 211~祇園祭

「祇園祭」のオチで…京都の人が自慢をして、
御所で紫宸殿の砂を握ってみると…おこりが落ちる。
それを聞いた江戸っ子が、徳川様の千代田の名城で
大手の砂利を掴んでみろ!首が落ちらぁ…という展開。
ずっと気になっていたのが…「おこり」って何?という。
辞書を引いてみた。すると…驚き!マラリアだそうな。
マラリアの日本名が「瘧(おこり)」で…江戸時代までは
よく発生したと記録が残っているとのことである。
この字が難しい。見たこともない字だ。
である
そして「瘧が落ちる」も決まり文句で、その意味だが、
「ある物事に夢中になっていた状態から覚める」
だそうである。熱に浮かされていたのが、
ハッとして、我に返る…というようなことか。
それとも単純に…熱が下がるとか、夏風邪が治るとか
そういうことかも?「瘧」は夏の季語だそうなので。

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2013年8月21日 (水)

スヴャトスラフ・リヒテル 5

ダヴィド・オイストラフとスヴャトスラフ・リヒテルの共演で
モスクワでのライブ録音からフランクのヴァイオリン・ソナタ イ長調と
ブラームスのヴァイオリン・ソナタ 第3番 ニ短調を聞いている。
1968年12月のモスクワ音楽院大ホールでの演奏である。
これぞまさに歴史的名演ということがいえると思うのだが、
我が家にはこのLPレコードがあったので、カセットにダビングして、
高校生のころ、繰り返し…繰り返し…擦り切れるほど聞いたのだ。
その後、CDを買ってきて、そのディスクを今日は出してきたけれど、
改めて聞いてみると…ステレオとはいいながら、限りなくモノラルに近い…
音質的には決してよい状態とはいえず、一方でそんなことはどうでもいい…
偉大なものとは、心に真っ直ぐに響いてくるものだと感動的なのである。
オイストラフなので、ヴァイオリン・ファンの方はもちろんそちらだろうけど
私としては、リヒテルのピアノに夢中なもので…聞こえてくるのはリヒテルだ。
とにかくその音楽の巨大さと深みのある音色…巨匠たちの演奏は、
動きの少ない…表面的な効果は少しも求めていないのだけれども
内面的なところでのぶつかり合いは凄まじいものがあり、
この迫力というのは、他では決して聞けないものであろう。
はっきりとそう感じてしまうので、だからこそ歴史的名演なのだ。

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2013年8月20日 (火)

パスカル・ロジェ 7

パスカル・ロジェでリストの巡礼の年「イタリア」を聞いている。
1980年3月にロンドンのキングズウェイ・ホールで収録。
先日聞いた1969年のピアノ・ソナタロ短調のアルバムの後、
十年後にはこの巡礼の年第2年「イタリア」の全曲が録音され、
しかしそれ以降は、リストの録音は存在しないのではないか。
仕上がりのイメージだけど、かなりカラフルな色合いで…
もちろんイタリア的な明るさは作品の本質でもあるけれど、
もう少し渋く引き締まった感じも欲しいかも…とは感じた。
しかし抒情的な表現での歌わせ方はロジェならではであり、
ペトラルカのソネット第47番、第104番、第123番などは、
やはり絶品で…思わず引き込まれてうっとりしてしまう。
ソナタ風幻想曲「ダンテを読んで」も細部にまで丁寧で感動。
でもダイナミックな表現はどうしてもロジェっぽくなくて、
路線が違うって思ってしまうのは仕方ないか。興味深い。

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2013年8月19日 (月)

東海道の風景から 29~八丁畷

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しばらく歩き、京急の八丁畷に近づいたが、
松尾芭蕉の句碑が建てられている。
「麦の穂を たよりにつかむ 別れかな」とあるそうだが、
達筆すぎて…読めない。1694年(元禄7年)に
故郷伊賀に向かう芭蕉が、見送りの門人たちと
別れを惜しんで詠んだ句だそうである。

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東海道の現在の様子。川崎区日進町である。
この左側に京急の線路があり、
後ろには八丁畷の駅がある。

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八丁畷の駅で東海道と京急が交差している。
ここからはしばらくの間、鶴見まで線路の西側を歩くことになる。
京急が踏切を通過中で…今回はここまで。八丁畷の駅で終了。

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東海道の風景から 28~川崎宿 2

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東海道川崎宿の現在の様子。
川崎区砂子2丁目で「いさご通り」というそうだが、
これから進む南の方角を見ている。

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東海道からちょっと寄り道をして、
川崎区東田町にある東森稲荷神社。

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東森稲荷神社は東田公園に面している。
公園の一部という印象もあり、それもあってか…
フェンスで囲まれてしまっているのはちょっと残念だ。

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東海道の風景から 27~川崎宿 1

多摩川を渡ると東海道川崎宿である。

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川崎市川崎区本町というところだが、
この辺りは川崎宿でも新宿と呼ばれていたらしい。
「本町」の交差点には東海道の道標があって、
ここから入る細い通りを「稲荷横丁」というそうだ。

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「稲荷横丁」を進んでみると「稲荷」というぐらいなので
川崎稲荷社という小さな神社があった。
ここがなぜか地図には表記がないのである。
渡しへ向かう旅人は、安全を願ってお参りしたであろう。

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東海道川崎宿の現在の様子。
川崎区本町2丁目だが、向いは堀之内町だ。
これから進む南西の方角を見ている。

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東海道川崎宿の現在の様子。
川崎区本町2丁目で来た道を振り返っている。

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川崎区本町1丁目で田中本陣跡である。
現在はこの案内板のみなのだが。

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しばらく歩いて、旧東海道からは寄り道するが、
川崎区宮本町にある稲毛神社。

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稲毛神社は広い境内である。
川崎宿で一番大きな神社か。

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稲毛神社にお参り。
再び旧東海道へ戻るが、川崎区砂子1丁目で
この辺りから砂子(いさご)通りというらしい。
中の本陣や問屋場の跡もあった。

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東海道の風景から 26~六郷の渡

東海道歩きも梅雨の間に六郷土手まで来ていたのだが、
暑い夏になり、晴れて、水かさも引いたので
今日は六郷の渡しで多摩川を渡りたいと思う。
実際のところは、六郷橋を歩いて渡ったのだけど…

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京急の六郷土手から歩いてすぐで
六郷橋の袂にお稲荷さんがあった。

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六郷橋を渡りはじめる。
多摩川のグラウンドだが、川にたどり着くまでが長い。

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六郷橋でやっと多摩川に近づいたが、
江戸の最初のころで家康の時代には、
現在と同じように六郷大橋が架けられたそうである。
しかし多摩川の相次ぐ氾濫によって、橋が流され、
1688年の洪水以後、200年の間、船で渡っていた。
その後、明治になって、六郷橋は再建されたらしい。

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多摩川の上に来ているが、やはりこうしてみると広い。
いよいよこれより先は神奈川県である。川崎市に入る。

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六郷橋を渡り終えた。川崎側の渡船場跡。
明治天皇が明治元年に京から江戸へ下向してきた際の
この渡しで多摩川を越えたという記念碑が建てられている。

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2013年8月18日 (日)

黒門亭でたけ平・菊志ん・圓龍

今日は圓龍師匠の「鰻の幇間」を聞きたくて、
朝から出掛けて、御徒町へ。黒門亭の第1部。
先月は小満ん師匠の文楽一門の「鰻の幇間」を聞けたので
圓龍師匠で圓生一門の「鰻の幇間」をぜひ聞いてみたいと!
そんなことを期待していたのだが、落語協会の芸人紹介を見ると
「鰻の幇間」は志ん朝師匠から教わったと書いてあって…
つまりは古今亭の「鰻の幇間」なのである。今日の標準形。
ということは、事前にわかってしまったのだが、
渋く圓龍師匠をお目当てに出掛けてみることにした。

第1部
柳家小はぜ:子ほめ
林家たけ平:金色夜叉
古今亭菊志ん:稽古屋
東京ガールズ:三味線演芸
三遊亭圓龍:鰻の幇間


前座さんは小はぜさん。今年は遭遇率が高く、いつも書いているけれど
まずは高座の姿がよくて、声、滑舌、言葉使い、何しろ上手くって、
「子ほめ」の歳のほめ方をご隠居さんから教わるところでとちってしまったが、
そのミスもアドリブで噺に取り込んで、笑いに変えてしまうあたりはお見事!
でもそういう技でウケ狙いになってほしくはないなと…即興性も重要ではあるが。
考えてみるとたけ平さんって、すごく久しぶりかも!って、ふと気づくのだが、
尾崎紅葉作の「金色夜叉」を落語に仕立てた…これははじめて聞く噺で、
演目もまた「金色夜叉」であった。つまりは「金色夜叉」の物語を語っていくのだけど
いちいち脱線をして、面白いことを喋っていくという…源平盛衰記みたいな感じである。
たけ平さんは大師匠の林家三平の芸風も大切に取り入れているようで、その点では
この「金色夜叉」もぴったりだし、楽しかった。でもこの噺はそんなに面白くもなくて、
贔屓するわけではなく、たけ平さんだから面白くって、会場も盛り上がるのだと思う。
空気を暖めるのが上手で、お客の心をしっかりつかんでしまう…理想の展開。
続いて…菊志んさんが、指南所にお稽古に行くって、「あくび指南」かなと思ったのだが、
師匠が女で…「炬燵の中で手を握る」の入り方、これは「汲みたて」ではないか!と
でも結果的には、同じ音曲噺なのだが、ご隠居さんに女にもてる方法を相談して、
噺は「稽古屋」であった。しかしすごくよかったのが、稽古所を紹介してもらって、
長屋の路地を入ってくると三味線の音色が聞こえる…鳴り物入りである。
そして稽古の場面へと進むのだけど、すべて三味線入りで…菊志んさんが唄って、
これぞ音曲噺だ!これだけ完全な形で音曲噺を聞けるのって、意外に珍しいのでは。
逆にいえば、この噺を選びにくい…他所では無理!ということであって、ありがたい。
どうだろう…「稽古屋」という噺は、特に珍品というわけではないと思うのだけど、
でもやはり今日は貴重な機会であったのではないか。とすると聞けてよかったなって。
仲入り後、東京ガールズの三味線演芸の後で…トリは圓龍師匠の「鰻の幇間」である。
今日もマクラで…やはり志ん朝師匠から教わった「鰻の幇間」だとおっしゃっていた。
少々時間も押していたが、後のことを気にしないでたっぷり演じてほしかったけれど、
鰻屋さんの二階で…一八の鰻講釈、旦那が憚りに行った後での一八の一人妄想、
そして後半は女中さんに散々お小言をいって、ストレスの発散をするのだが、
全体に省略気味で進んでいった気もして…志ん朝一門の本寸法って、長いのである!
一八が旦那を持ち上げて、ひたすらヨイショしているところから…勘定書きが来て、
手銭で食べていると気付く辺りで…様子がガラッと変わり、急に説教をはじめて、
要は食べさせてもらっているというのと…自分の金で食べているというので
立場が変われば、人も変わるということだと思うけど、その変化が私は好きで、
しかし今日は、その辺はあまり変化を付けた演出ではなく、流れてしまったか。
ということで…夏も後半、「鰻の幇間」も聞き納めということになるかもしれないが、
今日はこの後、東海道の続きで六郷を渡り、いよいよ川崎宿へ入りたいと思う。

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2013年8月17日 (土)

クラウディオ・アバド 13

今日も私にとっての暑い夏に聞きたい音楽ということで
バルトークのバレエ音楽「中国の不思議な役人」と2つの肖像。
特にこれらの作品という訳でもなく、バルトークの音楽全般が、
夏がよかろう!という感じだが、実際は一年中聞いているけれど。
アバド指揮ロンドン交響楽団とアンブロジアン・シンガーズ。
2つの肖像のヴァイオリン独奏は、シュロモ・ミンツである。
1982年11月にロンドンのキングズウェイ・ホールでの録音、
2つの肖像は1983年3月にウォルサムストウのタウンホール。
「中国の不思議な役人」は、冴えた響きとシャープな感覚、
とにかく気合いが入りまくって、スーパー・ヴィルトゥオーゾという
徹底したこだわりでやり遂げた!という印象を受けるのだが、
どうも心に響いてくるものがない。なぜだろう。完璧なのだが…
やはりショルティの方が、血が騒ぐか?バルトークの音楽は、
もともとドライな感触もあり、ある程度の客観性によって、
アバドなどはバランスよくアプローチしているのだが、
その辺でどこか醒めた仕上がりということもいえるのか?
2つの肖像の方が、より血も通って、味わいがある。

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2013年8月16日 (金)

ジェームズ・レヴァイン 3

私にとっての暑い夏に聞きたい音楽ということで
ラヴェルのバレエ音楽「ダフニスとクロエ」を聞いている。
まあ、実際のところは季節に関係なく一年中聞くのだが…
今日はレヴァイン指揮ウィーンフィルによる1984年の演奏。
合唱はウィーン国立歌劇場合唱団で…これは名盤だ。
1984年6月22,23日にウィーン楽友協会大ホールで収録。
ゆったりとした音楽でのレヴァインのたっぷりと聞かせる…
この独特の豊かさはワーグナーでお馴染みの実に魅力的なのであり、
しかしここでは、決して膨張傾向の音ではなくて、繊細な表現が冴えて、
その辺はウィーンフィルのしなやかな音色が効果的である。
逆に速い曲でのきびきびとした動きも快調な仕上がりであり、
要するに緩急自在なところが、レヴァインならではといえるのか!
1980年代前半のウィーンフィルって、ラヴェルはかなり意外な組み合わせ、
レコード制作もたいへんに珍しいというイメージがあったのだけど、
明るく色彩的な音がちょっと目立つかな…とは、気になるのだが、
一方の細やかな表情における作り込みの見事さは感動的だ。

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2013年8月15日 (木)

アルフレッド・ブレンデル 12

今日は1989年のブレンデルによる変奏曲アルバム。
モーツァルトのデュポールの主題による変奏曲 K.573、
メンデルスゾーンの厳格な変奏曲 ニ短調 作品54、
リストのバッハのカンタータ「泣き、嘆き、悲しみ、おののき」の
コンティヌオによる変奏曲、ブラームスの主題と変奏 作品18
1989年7月にモールティングズ・スネイプで収録されている。
懐かしいCDを出してみた。私のお気に入り盤である。
まずはモーツァルトだけど、音がきれいですっかり夢中に…
当時のブレンデルとしては、表情付けもシンプルな仕上がりだが、
メンデルスゾーンからリストへ作品が進むにつれて、音も重厚になり、
本当に楽しいディスクである。ブレンデルの選曲としてはお馴染みだが、
ここでの作品は比較的マイナーなプログラムともいえるのか?
ピアノ・マニアを唸らせる…さすがはブレンデルの熟慮の企画である。
聞けば聞くほど味わい深い内容で…この時代のブレンデルって好き。

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2013年8月14日 (水)

アントニオ・パッパーノ 4

私にとっての暑い夏に聞きたい音楽というのが、
レスピーギの「ローマの噴水」「ローマの松」「ローマの祭り」で
今日はパッパーノの指揮でローマの三部作を聞いている。
演奏はローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団である。
このCDには「夕暮れ」という歌曲も収録されており、
そちらの独唱は、メゾ・ソプラノのクリスティン・ライス。
2007年1月11-23日に聖チェチーリア音楽院での録音。
オーケストラの音色があまりにきれいで驚いてしまうが、
パッパーノの魅力は、細部にまで明瞭に聞かせているところであり、
色彩も迫力も効果は絶大であるけれど、仕上がりは洗練されている。
現代的な感覚にもあふれており、透明感と新鮮さが特長であろう。
ローマのオーケストラがローマの三部作を演奏しているのだから
ご当地ものをイメージしてしまうけれど、勢いに流されることはなくて、
むしろ非常に冷静な視点によって、極めて精度の高い丁寧な作りであり、
興奮よりは説得されてしまう深い解釈にパッパーノの存在を感じる。

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今日の月は…月齢7.2

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夕方から少し風が吹いて、空も青くなってきたのだが、
久しぶりに月が見えて、今日はちょうど上弦の月であった。
18時12分に南の空高くに見えた月齢7.2の月。
蒸し暑い夏なので見られるかどうかわからないけど、
満月は8月21日の水曜日で月齢14.2である。

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2013年8月13日 (火)

エイドリアン・ボールト 1

サー・エイドリアン・ボールト指揮ロンドンフィルの演奏で
今日はホルストの組曲「惑星」を聞いている。
1978年5月12,30日、6月4日、7月31日に
ロンドンのキングズウェイ・ホールとアビー・ロード・スタジオで収録。
「海王星」の女声合唱には、ジェフリー・ミッチェル合唱団が参加。
ロンドンフィルの「惑星」は、2月にもショルティの指揮で録音されており、
こんなにも短い間に続けて同じ作品が収録されたのは不思議だが、
「惑星」の初演も行ったエイドリアン・ボールトがこのとき89歳であり、
すべては巨匠のために捧げられた企画であったのだろう。
録音も素晴らしいし、もちろん名演で…偉大な記録が残されたのであった。
ボールトの指揮もまた…映像的、映画的という「惑星」ではないのだが、
実に大切に音楽が扱われており、何よりも自然体な表現が魅力である。
ゆったりとしたテンポ運びが特徴で…同じロンドンフィルでも
ショルティとはかなり違った仕上がりでもあって、興味深い。
どちらの方がいいという訳ではないけれど、しかしボールトの「惑星」は
何かをしようという作為的なところは全くないのに…これほどまでに
説得力のある演奏というのもそうは聞けず、静かに…深く感動する。

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2013年8月12日 (月)

8月12日の感想~雷雨

高知県四万十市で最高気温41.0度を記録したそうで
ついに熊谷も抜かれてしまい、高知って暑いのだな…という。

夕方、17時ごろには晴れていたので…雨は降らないだろうと
間違いなく大丈夫って信じていたのだが、コンビニに行って、
店内にいたのもわずかな時間だけど…外へ出ると
ちょうど日没のころであるが、曇り空が不自然に黄色く、異変を感じ、
少しして遠くで空が光りはじめた。今回は川崎市の内陸方面らしい。
東京は毎日のように夕方はゲリラ豪雨に見舞われているようだが、
横浜市でもうちの辺は、遠雷は聞こえても…雨は全く降っていない。
すっかり暗くなって、19時半を過ぎてからだが、強い雨が降りはじめた。
久しぶりの雨。今日の雨は大量。そして雷が近づいて、凄まじいことに。
停電になるのではないかと思ったが、少しして無事に過ぎ去ってくれた。
これだけ降ったのだから、涼しくなってくれ!と思ったけれど、
ますます蒸し暑くなって、結局、温度はあまり下がらない。暑い。
この猛暑と不安定な天候はしばらく続くのだろう。警戒!

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2013年8月11日 (日)

8月11日の感想~猛暑

今日は8月11日で圓朝師匠の御命日ですね。
今年は圓朝まつりが行われないので…実に寂しい。

風も入ってこないし、汗がダラダラ流れて、
家にこもっている方が暑いのではないか!
こういうときは出掛けてしまった方がかえって凌げるかも?
水の流れる場所…川の近くは少し温度が低いから
境川の方面に出掛けて、川沿いに歩こうかな!
なんて…午前中は考えていたのだが、
午後になったら、状況は変わり、とてもとても…
すっかり意気地がなくなった。暑さで気が遠くなる!
Googleで横浜市旭区が38℃と表示されて、びっくり!
冷房を入れても…エアコンのまわりだけが涼しくて、
部屋全体はちっとも涼しくならない…これが酷暑だ!
少ししたら…北の方角で、雷が盛大に鳴りはじめ、
調べてみたら調布市とか府中市のあたりのようだけど
こちらも暗くなったので、雨が降れば、涼しくなるか!
外出はすっかり取りやめ。なのに!雨も降らなかった。
こういうときは、大人しくしているのに限るのか?
そんな夏の盛りの日曜日であった。ただひたすら忍耐。
この暑さ、何もせずにも汗を流しているだけで疲れる。

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2013年8月10日 (土)

東京の風景から 19~虎ノ門

表参道から銀座線で虎ノ門へ移動。
地下鉄の階段を上がって…外へ出ると
異常な熱気におかしくなりそうだ。

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虎ノ門からすぐのところにある金刀比羅宮。
こちらは港区虎ノ門1丁目である。

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虎ノ門琴平タワーの奥に神社がある。

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金刀比羅宮にお参り。琴平タワーの建設で…
神社の境内も整備されたようだ。立派である。

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少し歩いて、港区愛宕1丁目にある愛宕神社。
愛宕山の上に神社があるが、階段下の鳥居である。

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男坂の階段を上がる。ざっと数えて、80段はあった。

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山の上に神社の森があって、落ちついた景色だけど
こちらは参拝者も多く、東京でも有名な神社である。

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愛宕神社にお参り。西に向かって、逆光なのと
森の暗さもあって、わかりにくい写真になってしまったが…

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愛宕山で弁財天もある池だが、木陰も水もあるのに…
普通ならば、少しは涼しく感じられそうなところだけど、
相変わらずの猛暑である。この暑さ、一体どうした!というのだ。
芝増上寺へ抜けて、大門から都営浅草線と京急を乗り継いで帰宅。

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東京の風景から 18~表参道

今日の猛暑はすごかった。
久しぶりに表参道に行ったので、
新しくなった渋谷駅で降りてみて、
宮益坂を上がって、青山通りを表参道方面へ。

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久しぶりにスパイラルである。
槇文彦による1980年代の有名な作品。

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少しも変わっていなくて、うれしくなってしまう。
実はスパイラルを見たくて、歩いてみた。

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表参道の交差点から少し入ったところに
秋葉神社があった。でも調べてみると
地図にも表記がない。ここだけひっそり。

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2013年8月 9日 (金)

ゲオルグ・ショルティ 19

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルによる演奏で
ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルジファル」の第3幕を聞いている。
1971年12月と1972年3月にウィーンのソフィエンザールで収録。
昨日の第2幕あたりから夢中になって、音楽に引き込まれているが、
後半に行くにしたがって、ますます集中力は高まり、第3幕も感動的だ。
ショルティは実に丁寧に聞かせて、どの瞬間にも曖昧さの欠片もない。
こうした精緻な響きによる「パルジファル」というのは、途方もなく偉大である。
第3幕では、パルジファルに語りかけるグルネマンツを聞きたいが、
ゴットロープ・フリックという歌手で…ショルティの「指環」にも出演しており、
「ワルキューレ」のフンディング、「神々の黄昏」のハーゲンを歌っている。
その声の感じで…近年のローベルト・ホルのグルネマンツと重なった。
有名な聖金曜日の音楽はとにかく素晴らしくて、ウィーンフィルも美しい。
後半に進んでは…アンフォルタスのフィッシャー・ディースカウがまた最高!
ワーグナーを聞きはじめると…永遠に聞いていたいという衝動に駆られ、
そういうわけにもいかないのだが、そろそろ「指環」が聞きたくなってきた頃だ。

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2013年8月 8日 (木)

ゲオルグ・ショルティ 18

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルによる演奏で
ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルジファル」の第2幕を聞いている。
1971年12月と1972年3月にウィーンのソフィエンザールで収録。
第2幕に入って、緊迫感のある響き、音楽の集中力とこれは圧倒的だ。
ショルティもシカゴのときとちょっと違った印象で、重厚で深みのある音色。
シカゴだと…もっとドライで高度な機能性に光が当たることが多いのだが、
だからといって、こちらはウィーンでも非常に引き締まった演奏である。
第2幕からは、ルネ・コロのパルジファルに注目してしまうが、
アンフォルタスの苦しみを悟ってからのその変貌ぶりには感動。
クンドリーのクリスタ・ルートヴィヒもここが聞きどころであろう!
そして興味深いのが、クリングゾルに仕える花園の乙女たちの中に
ルチア・ポップやキリ・テ・カナワもいて、この頃に登場したのだなって!

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2013年8月 7日 (水)

ゲオルグ・ショルティ 17

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルによる演奏で
ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルジファル」を聞いている。
今日は第1幕の後半で…聖餐式への入場と舞台転換以降の部分。
1971年12月と1972年3月にウィーンのソフィエンザールで収録。
1960年代が終わり、1970年代のはじめという…時代なのか、
実に硬派なワーグナーだ。ウィーンフィルではあるけれど、
厚みのある渋い響きで…第1幕の厳粛な音楽でもあって、
その色合いは、厳しく荘厳なものに統一されている。
ショルティならではのくっきりとした輪郭、明瞭な音作りであり、
何しろ作品が「パルジファル」であるから彫りの深い造形だ。
儀式の場面でのアンフォルタスが苦悩と懺悔を歌い上げる場面は、
アンフォルタスというよりも…フィッシャー・ディースカウなのだけど
ついそう思ってしまうのだが、これが何とも感動的だ。壮絶な印象。
第1幕の前半は、私にはちょっと遅いなあ…という感じだったのだが、
この聖餐式の場面は、こちらも一気に集中力が高まり、圧倒的である。

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柳家小満ん 「塩原多助一代記」

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小満ん師匠の「塩原多助一代記」を読み解く(光文社)が、
今日(8月7日)発売された。amazonで予約しておいたら
早速、発売日に到着した。うれしい。楽しみである。
三遊亭圓朝の傑作「塩原多助」の理解が深まりそうだ!

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2013年8月 6日 (火)

ゲオルグ・ショルティ 16

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ウィーンフィルによる演奏で
ワーグナーの舞台神聖祭典劇「パルジファル」を聞いている。
今日は第1幕の前半で…寺院への舞台転換の音楽の前まで。
1971年12月と1972年3月にウィーンのソフィエンザールで収録。
この春、カラヤンの楽劇「トリスタンとイゾルデ」を聞いたのだが、
同じ時期にウィーンではショルティが「パルジファル」を録音していた。
バイロイトでは、カール・ベームの指環が収録されているし、
そしてカラヤンの指環もあって、とにかくすごい時代である。豪華。
元のCDは第2幕と第3幕について、途中でCDを交換する…
というのがあったのだが、今回は再構成できれいに編集して、
第2幕と第3幕はきちんと一枚に収め、鑑賞したいと思う。
演奏については、これから聞きこんで…いろいろ考えてみたい。

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2013年8月 5日 (月)

圓生百席 「牡丹燈籠(二)」

先週に続いて、三遊亭圓朝作「怪談牡丹燈籠」を聞いている。
今日は(二)「お札はがし」で…お露と新三郎の馴れ初めから
この「お札はがし」への展開は、やはり続けて聞きたくなってしまう。
「牡丹燈籠」といえば…という有名なお札はがしの場面である。
圓生師匠の「牡丹燈籠」では、ここから伴蔵とお峰が登場し、
一方のお露と新三郎は脇役へとまわって、出番も極端に減る。
この先(栗橋宿)も含めて、伴蔵とお峰の噺といってもいい。
でもやはり人間っぽいキャラの方が面白いのであり、
伴蔵は幽霊をひどく恐がって、百両の金という欲に目がくらむ。
お札をはがしてほしいと幽霊(お露とお米)に頼まれて、
お峰に唆されたのだが、金が欲しいと取引きするところ、
ここは一番面白いし、圓生師匠の録音でも聞きどころだ。

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2013年8月 4日 (日)

東京の風景から 17~アメ横

「青葉」の中華そばを食べていて、ふと思いついたのは、
アメ横に行こう!って。「あまちゃん」の東京EDOシアター。

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毎朝、見ているアメ横女学園の東京EDOシアターは、
アメ横でも上野寄りの場所にあった。上野側の玄関口。

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すぐ横に山手線の線路があるアメ横センタービル。
アメ横女学園「ロケ地です」って、宣伝も出ているし。

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アメ横センタービルに入ってみて、
アキが上ったり、下りたりしている階段だ。
「あまちゃん」は高視聴率を記録しているけれど、
こちらのロケ地はそれほど話題にはなっていない様子?
土曜日の夕方で、たくさんの買い物客で賑わっているけれど
このアメ横センタービルに注目している人はあまり見かけない。

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御徒町方面に戻ることにして、中間地点の「アメ横」ゲート。
中国、韓国、それにアジアの国々からの外国人があまりに多くて、
アメ横は好きなのだけど、混雑の時間帯はちょっと恐い。

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御徒町駅北口に面した「アメ横」ゲートで入口である。
ちなみに「アメ横」とは、「アメヤ横丁」が略されたのだ。
戦後の闇市が起源だけれど、当時は飴屋がたくさんあったらしい。
もうひとつ「御徒町」の御徒については、こちらは江戸時代で
将軍が外出する際にその行列の先ぶれをする…
また乗り物の前後左右で警護をするといった役職であり、
そういった下級武士がたくさん住んでいたということだ。

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東京の風景から 16~湯島天神

昨日は小満ん師匠の会の後、まだ時間も早いので
ぶらぶらしてから帰ろうかなって、銀座線で末広町へ。
黒門町を通り抜けて、お馴染みの湯島天神へ。

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天神下から男坂を上る。午後も遅いので、西日が眩しい。
考えてみると…夕方のこの時間って、来たことなかった。

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湯島天神にお参り。暑い夏は参拝客も少なめで
今日も境内はひっそりであった。

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鳥居の横のイチョウの木が青々として、夏である!
でも木陰や大きく張り出した軒の下は涼しい。

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こちら方面には、普段あまり来ないのだが、
湯島の切通しの上にある鳥居である。

切通しを下りて、御徒町方面へ。
上野松坂屋の下町バームクーヘンをお土産に
今回は「濃厚チーズ&ココア味」にしてみた。
通常500円のところを限定品で450円に!
お腹もすいたので…「青葉」でラーメンを食べようと
暑いと食欲もなくなるが…夕方になって、遅い昼ごはん。
やさしい味なので…ときに物足りないこともあるけれど
今日の体調にはぴったり!やはり口しだいか…おいしかった。
夏バテにはいいかも!麺のモチモチ感もよかった気がする。

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2013年8月 3日 (土)

柳家小満ん「在庫棚卸し」

今日は小満ん師匠の「在庫棚卸し」第8回で
四谷三丁目からすっかりお馴染みの荒木町は橘家へ。
暑いのは暑いのだけど…でも比較的涼しくて、助かった!
夏の噺をたっぷり…早速、今日の三席を振り返ってみたい。

柳家小満ん「在庫棚卸し」第8回
柳家小満ん:千両みかん
柳家小満ん:応挙の幽霊
柳家小満ん:三十石

今回の三席にまつわるキーワードは、「お前さん、いくつだい?」
ではないかと?違っていたら、失礼しました…なのだが、
「千両みかん」で夏の盛りにみかんを買いに行くといいだした番頭さんに
店の旦那が「お前さん、いくつだい?」と歳を聞く。三十九歳の番頭さん。
おまけに八百屋で「みかんありますか?」とたずねると「いくつだい?」
「ひとつでいいんです」「お前さんの歳を聞いているんだよ」って、
暑い盛りにみかんがあるわけがない。「瓜なら冷えてる」という感じで。
続いて…「応挙の幽霊」で、幽霊画を九十円で売るという道具屋さんに
ここでも「お前さん、いくつだい?」…というのは、落款はないけれど、
この画は応挙(円山応挙)の作で何万円という価値のあるものだと…
道具屋が、目がきかなくてどうするんだい!と客に説教されてしまう。
すると「三十石」で…やっぱり歳を聞く場面があるのだ!
船に乗ってきた耳の遠いばあさんに「おばあさん、歳はいくつだい?」
すると「はちじゅう…くっ」って、ついでに娘の歳を聞いてみたならば、
やっぱり「はちじゅう…くっ」って、「同い歳だ!」…そんな訳がない!
みかんの元は橘の実で…江戸時代には種有りの紀州みかんが主流だった。
この頃には、種なしは縁起が悪いと嫌がられていたそうで…
明治に入り、薩長の時代となって、薩摩から温州みかんが入ってきた。
現在は全国どこでも温州みかんである。紀州みかんは天然記念物。
このマクラは「千両みかん」だ。数年前の日本橋での録音を持っていて、
夏というと小満ん師匠の「千両みかん」をよく聞いている!これぞ暑い夏だ!
「みかん」と聞いて、夏を思い浮かべるのは、落語ファンぐらいであろう。
「千両みかん」という噺があるから…落語では「みかん」といえば夏の季語!
小満ん師匠の「千両みかん」で大好きなところがあって、みかんが十房、
千両のみかんに十房あったので…ひと房が百両ということになる。
若旦那が七房食べて、残った三房を「ひとつはお父つぁんに…」
「もうひとつはおっかさんに…」あとひとつ…苦労して見つけてきた番頭さん、
最後のひとつにありつけるのか!と思ったところで「おばあさんにあげておくれ」。
なんとついていない番頭さんだ…この後、あまりの暑さでおかしくなってしまう。笑。
続いて二席目だが、道具屋さんの話題で…単純に「道具屋」かな?
いや、「へっつい幽霊」かも。夏だし「へっつい幽霊」で間違いない!と思ったら…
「珍しい(あるわけのない)手紙」のマクラで…この展開は「火焔太鼓」だ。
そうに違いない!という結論で…そうしたら!なんと「応挙の幽霊」だった。
演目は知っていたけれど、はじめて聞いた。これは貴重品!今回の収穫。
でも帰り道にネットで調べて…先代の圓歌師匠や扇橋師匠のあらすじが
見つかるのだが、どうもいろいろ違っており、小満ん師匠のオリジナル?
幽霊画に九十円の値を付けるのは、扇橋師匠と同じようなのだけど、
圓歌師匠は九千円らしい。その辺で時代設定の違いが表れるのであり、
小満ん師匠の方が古いということである。市で…二円で仕入れてきた画が
九十円に十円を足して百円で買ってくれるということになったので、
ぽんと迷わずに(幽霊画は迷ってはいけない)百円札が入ったものだから
道具屋さんはご機嫌で舶来物のスコッチ・ウイスキーを飲みはじめる。
ウイスキーが日本に入ってきて…まだ珍しかったころということで
ペリーの黒船以降で…明治の中頃かな?という印象もあるのだが、
骨董品の掛け軸が九十円なので…もうちょっと後なのだろうか?
飾った幽霊画にもウイスキーをついでやり…するといつの間にか減っていて、
ついには美人の幽霊が画から飛び出してきた。酔っ払っているので
京都にいたからと京都弁を喋りだし、長崎にもいたから英語が堪能!って、
英語で酒を催促!と…これは愉快である。ウイスキーの酔いもあって、
明るく、軽く、大いに盛り上がる。実に楽しい。幽霊だけど、幽霊画なので…
ここで出てきた幽霊は、恨めしの幽霊ではないのだ。こういう噺は大好き!
仲入り後は旅の噺で…京都は伏見の寺田屋へ…「三十石」だ!
夏の夜船で伏見から大坂への淀川下りである。川の上は涼やかだ。
「三十石」はうれしい。小満ん師匠のこの噺は二度目である。とにかく最高!
師匠の噺の中でも…最も好きな噺のひとつ。船宿での賑やかな光景から
船に乗り込み、威勢のいい船頭さんの漕ぎっぷりが絶品…うっとり!
乗り合わせているのは、江戸っ子のふたり連れの他に京都、大坂の商人、
様々なお国言葉が飛び交う。船の上の様子が目に浮かぶようで
夏の夜明けは早いのだが、しだいに東の空が白んできて…
一晩の時間の経過とともに描かれる噺の中の光や色彩が実に見事!
夏は旅の噺がいい!というのもあるけれど、なんて魅力的なことか。
寝ているすきに懐の財布を抜いた泥棒だが、船頭の機転で捕まるという
きちんとオチまで…小満ん師匠と一緒に素敵な船の旅を満喫したところで…
次回の「棚卸し」は9月7日の土曜日だそうである。予約した!

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2013年8月 2日 (金)

リッカルド・ムーティ 5

ムーティの指揮によるチャイコフスキーの交響曲全集を
収録順に聞いていきたい。今日は1975年の最初の録音で
交響曲第1番「冬の日の幻想」。この第1番のみ
ニュー・フィルハーモニア管弦楽団の名称で…その後は
1977年以降、フィルハーモニア管弦楽団に改称されている。
1975年2月11,12日にロンドンのキングズウェイ・ホール。
若き日のムーティだが、ハッキリと…きびきびとした音作りで
非常に新鮮な感覚で聞けるのは素晴らしい。メリハリがきいて、
シャープな切り込みが冴えているのは、ムーティならではであり、
そして同時に繊細な響きを聞かせるところでのしなやかさは、
実に感動的だ。このように最初に聞いたときの衝撃は大きいのだが、
一方で繰り返し聞いていると…どうもしだいにだれてくるところがあり、
その辺はムーティの指揮にも深みが欠けるのか、作品の物足りなさか…
しかしこの全集は期待して、これから順番に聞いていきたいと思う。

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2013年8月 1日 (木)

ゲオルグ・ショルティ 15

サー・ゲオルグ・ショルティ指揮ロンドンフィルの演奏で
今日はホルストの組曲「惑星」を聞いている。
1978年2月にロンドンのキングズウェイ・ホールで収録。
実に清々しい響きで新鮮な感覚、透明感にあふれている。
もっと濃厚で色彩的な映像効果を欲する人もいるのだろうけれど
ホルストが記した音を誠実に再現しているのであって、これがいい。
メリハリがあって、テキパキと音楽を進行させていくところなどは、
いかにもショルティならでは…という仕上がりなのではないかと。
ショルティがロンドンフィルと残した録音はたくさんあるのだが、
「惑星」はやはりロンドンで…というのは注目すべき点であり、
一方のシカゴとの録音が残されていないのはちょっと残念。

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