« 一級建築士定期講習 | トップページ | ケント・ナガノ 4~ベートーヴェン »

2013年9月25日 (水)

ザールブリュッケン放送交響楽団

ミヒャエル・ギーレンのマーラーで1971年のライブ録音。
ザールブリュッケン放送交響楽団を指揮した交響曲第5番。
1971年2月11,12日にザールブリュッケン・コングレスハレで収録。
発売したてのCDだと思うのだが、届いて早速に聞いている。
40年以上も前の録音であり、この時代のギーレンって、
よく冷血系指揮者とか表現されているが、それは徹底した解釈、
現代音楽的な表現手法のことをいっているのであり、
音楽への集中力、音を生み出そうとする力は、これほどまでに
エネルギーに満ちた…生命力あふれる演奏はないのである。
その点では、この1971年のライブもまた凄まじい緊張感で
私はギーレンのそうしたところが好きだ。感動的である。
正直な印象としては、ちょっと古くさい録音かな…とは思うのだが、
1971年の頃の放送用録音と思えば、こんな感じであろう。
聞きにくいことはないし、むしろ生々しいこの仕上がりは、
ギーレン・ファンには大いに歓迎されるに違いない。
かなり残響が抑えられている録音で…それは解釈によるものか?
それとも音質調整で明瞭さを求めた結果なのかもしれないけれど、
大音響の通常のマーラーのイメージとは違い、コンパクトな感じ。
スピード感覚が生み出す爽快感もあるけれど、その辺は
この演奏の特徴である。こうした録音の登場は実にうれしいこと。
残念なのは、楽章間の雑音や拍手はすべてカットされており、
この素晴らしい記録をそのまま聞けたなら…とは思ってしまう。

Altus ALT271

|

« 一級建築士定期講習 | トップページ | ケント・ナガノ 4~ベートーヴェン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/58266144

この記事へのトラックバック一覧です: ザールブリュッケン放送交響楽団:

« 一級建築士定期講習 | トップページ | ケント・ナガノ 4~ベートーヴェン »