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2013年10月11日 (金)

ドーリック弦楽四重奏団 1

イギリスの若手カルテットでドーリック弦楽四重奏団を聞いている。
シューベルトの弦楽四重奏曲で「ロザムンデ」と「死と乙女」
2012年4月10-12日にダンウィッチのポットン・ホールで収録。
ドーリック弦楽四重奏団を聞くのははじめてだが、これがすごい。
少し聞いただけで…あまりの衝撃に叩きのめされたようである。
強い孤独感、その緊迫した空気、こんな演奏は聞いたことがない。
「ロザムンデ」も「死と乙女」も大好きで…多くの演奏を聞いてきたが、
かつて出会ったことのない厳しさで…音楽と向き合う姿勢に感動。
一見したところ…辛口な表現でドライな感触が独特なのだが、
深く考え抜かれて、緻密に…この上なく精妙に描きこまれている。
ノン・ヴィブラートで、表情付けなど…素っ気ない印象もあるのだが、
それは誤りだ!実にデリケートで、心のこもった音楽であることは、
すぐに気付くのである。これほどまでに四人の音色が明瞭に…
積極性とは別の…お互いの響きを確かめ合っての演奏なのであり、
その結果として、極めて合理的な平衡感覚が生み出されている。
ドーリック弦楽四重奏団は注目だ。というよりも私の中で
ここまで夢中になってしまうカルテットとの出会いに驚いている。

CDR847

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