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2013年10月21日 (月)

ザルツブルク音楽祭1978

ザルツブルク音楽祭1978から8月23日に
祝祭小劇場で行われたリート・コンサートのライブ録音で
シューベルトの歌曲集「冬の旅」D.911を聞いている。
ディートリヒ・フィッシャー・ディースカウのバリトン、
マウリツィオ・ポリーニのピアノによる演奏である。
ポリーニ・マニアとしては、この録音は有名であり、
実は以前から海賊盤が出回って、私も持っていた。
しかし今回は、ORFの音源からの正規盤であり、
ついに出たか!と…このCDも飛びついたのである。
聞いての印象は変わらないが、ポリーニが若いので
ちょっと音が硬いかな…というのは、ここでも感じる。
やはり思うけど、自由度の増した現在の円熟の演奏で
シューベルトの歌曲集を聞いてみたいと…それは憧れだ。
ポリーニのシューベルトの歌曲、合唱曲の演奏は、
度々企画されており、紀尾井ホールでの実演も聞いたけど、
「冬の旅」に関しては、その後の記録ってあるのだろうか?
フィッシャー・ディースカウの歌声は圧倒的である。感動。
この張りつめた緊迫感と迫力にポリーニも気合いが入る!
1980年代以降のフィッシャー・ディースカウは、もっと力も抜けて、
柔らかい語り口や穏やかさも聞かれたが、この1970年代後半は
まだまだ凄まじい…強靭な歌声にしびれてしまう。偉大な記録。
シューベルトの歌曲集「冬の旅」は本当に素晴らしい作品だが、
しかしその中でもフィッシャー・ディースカウは格別という気がする。

ORFEO C 884 131 B

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