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2013年10月 7日 (月)

落語につぶやき 217~小猿七之助

昨日は小満ん師匠の「小猿七之助」を聞いてきたのだが、
師匠の噺は、七之助が博打の咎で追われる身であり、
三年間、大坂に逃げていたのだが、ほとぼりも冷めたかと…
江戸へ戻ってきて、品川に入ったところの「品川宿の場」。
そして「牢払いの場」から「三宅島の叔父殺し」までである。
それよりも前の部分で…あらすじを見つけたので記録しておく。

船頭の七之助と芸者のお滝が、二人船で浅草に向かっていた。
(船頭と芸者は、二人きりで船に乗ることを禁じられていた。)
永代橋まで来ると男が身投げをし、ふたりはその男を助ける。
事情を聞くと酒問屋の若い者で幸吉といい…集金した三十両の金を
渡し船の博打で摩ってしまったという。それはイカサマ博打であり、
七之助は倍の六十両を取り戻してやると幸吉を安心させるが、
そのイカサマの相手が、深川相川町の網打ちで父の七蔵だと知ると
幸吉を大川に突き落としてしまう。佃の鼻をまわり、汐入の中に船を止め、
七之助はお滝の命も貰うという。幸吉の口から七蔵の悪事を喋られると
この先、どうなるかわからない。親のために幸吉を大川に突き落として…
その場を見ていたお滝もまた生かしておくことはできない。
するとお滝は「惚れた男に殺されるのなら本望だ。禁じられた二人船で
ここへ来た私の気持ちがわからないかい」と七之助を口説く。

後半は「お初徳兵衛」にそっくりな展開だが、これが元となって、
七之助とお滝は夫婦になる。それは後の噺で語られる。

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