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2013年10月15日 (火)

圓生百席 「三十石」

今日は圓生百席から「三十石」を聞いている。
すっかり秋だが、旅の噺で夏の名残の印象もある。
上方噺で「三十石」の本来のオチというと
船の上で闇に乗じて、泥棒が五十両の金を盗み、
途中で降りてしまうのだが、船頭が機転を利かせて、
船の向きを変えて、川を上ると泥棒が再び乗り込んでくる。
そこを捕まえて、無事に五十両が戻るという展開。
しかしここでの圓生師匠のオチは別の型であり、
江戸っ子が啖呵を切って、食らわんか船を追い返したので
乗客のひとりが、腹が減ってしまって、ろくろっ首で…
首を伸ばして、向こう岸のうどんを食べている。
これは四代目橘家圓喬が、大阪から東京へ
この噺を移したときに作ったオチだそうである。
圓生師匠によると橘家圓喬は舟唄はなしだったそうで
噺の中で舟唄を歌ったのは、五代目の三遊亭圓生。
六代目圓生の義理の父であるが、それを覚えて、
ここでも演じられている。この船の情景が感動的!

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