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2013年11月11日 (月)

フランクフルト歌劇場2010

セバスティアン・ヴァイグレ指揮フランクフルト歌劇場による
ワーグナーの「ニーベルングの指環」から楽劇「ワルキューレ」
2010年11月にフランクフルト歌劇場におけるライブ録音。
今週は「ワルキューレ」を聞きたいと思う。今日は第1幕。
嵐の情景を描き出した前奏曲から骨太な演奏であり、
重低音の魅力に一気に引き込まれて、その世界に夢中である。
しかし幕が開いて、ジークムントとジークリンデのやり取りになると
今度は実に丁寧に音楽の表情を細やかに…精妙に歌い上げて、
やはり「ワルキューレ」の第1幕は、とにかく感動的だ。
セバスティアン・ヴァイグレのワーグナー解釈は素晴らしい。
ドイツ流の荒々しく重厚に向き合っていく音作りとは、
やはり一線を画した解決法であり、といって繊細すぎることもなく、
音はしっかりと鳴って、膨張型ではない…真っ直ぐな響き、
直線的な印象もあるが、スタイルはしっかりと確立されている。
バイロイトでの「マイスタージンガー」のときからこの音であった。
ヴァイグレの音作りは全くぶれることはなく、実に明確である。
「指環」の物語はまだ先が長いが、すでにこの音に慣れて
そのまま深くはまりこんでいけばいいという、楽しみである。
演奏が終わって、劇場の盛大な拍手も収録されているが、
音楽の感動と興奮に直結して、この辺もうれしくなってしまう。

OEHMS OC939

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