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2013年11月22日 (金)

落語につぶやき 223~手向けのかもじ

先週の黒門亭で聞いてきた彦いちさんの「手向けのかもじ」。
落語事典に載っているが、現在では演じられなくなった古い噺。
珍しい噺が聞けたので…あらすじを記録しておく。

お店の旦那が亡くなって、手伝いに行こうとしているが、
女房に悔やみの口上を教わって出掛けた。
葬儀には悔やみの客が来ていて、物価の話をしていたり…
女房の惚気を喋っていたり、そこへ熊さんがやってくる。
ごにょごにょと小さな声で悔やみをいって、挨拶はごまかしたが、
線香を上げようとすると三方の上に髪がのせてあり、
「長かれと祈るえにしの短こうて、いらぬ我が身の髪の長さよ」
という…一首を書いた色紙が添えてあって、これは店の奥様が、
亡くなった旦那に操を立てて、二夫にまみえないという誓いを
霊前に示したものだと教えられる。熊さんはすっかり感心して、
家に戻り、女房にこの話をし、お前にはできないだろうと毒付く。
昼寝をしようと横になったが、布団が短いので足が出てしまい、
「長かれと祈る布団の短こうて、いらぬ亭主の足の長さよ」

落語事典によると…この噺は速記が残っていないそうで
七代目の橘家圓蔵が演じていたそうだ。

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