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2013年11月14日 (木)

金原亭馬生 「大坂屋花鳥」

「大坂屋花鳥」という噺は、以前から演目は知っていたのだが、
これまで聞いたことがなくて、最近、ネット上で音源を見つけて、
今日は十代目馬生師匠による「大坂屋花鳥」を聞いている。
こういう噺であったか…捕り物である。スリリングでもあり、実に悲しい。
何不自由なく暮らしていた旗本の梅津長門という好男子だが、
大坂屋の花鳥という花魁との出会いで、落ちるところまで落ちていく。
年の暮れに金に困り、吉原通いの金持ちを殺し、二百両を奪う。
梅津長門は懐も暖かくなり、上機嫌で吉原へ…花鳥に会いに行く。
しかし手先の三蔵に付けられ、大坂屋は捕り方に包囲されてしまった。
花鳥は、梅津長門を何とか逃がそうと店に火を付けてしまう。
命がけで…自分の身を犠牲にして、長門を護ろうとする花鳥。
追い詰められた二人の悲劇的な結末に…何とも悲しすぎる噺である。
救いのない…極端に残酷な展開だが、そこが聞いている人を虜にする。
こういう噺は大好きである。馬生師匠のお喋りって、本当に心地いい。

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