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2014年3月14日 (金)

落語につぶやき 233~派手彦

昨日の小満んの会で聞いてきた「派手彦」だが、
この噺を聞くのに必要となる「狭手彦」について、
少し調べてみて、わかったことを記録しておこう。
大伴狭手彦という人は、6世紀中頃の豪族だそうで
日本書紀に記述があるのか…新羅が任那に侵攻し、
朝鮮に出征して、任那を鎮め、百済を救ったそうな。
歴史に弱いので…正直なところ、よくわからない。
その際の話題として有名なのが、妻の松浦佐用姫は、
遠ざかる船に領巾(ひれ)を振りながら、哀しみのあまり
石になってしまったという言い伝えである。領巾とは、
いまでいうストールのようなものだと説明されていた。
噺の中に出てくる浄瑠璃の文句は、「夫の後を恋い慕い、
石になったる松浦潟、領巾振る山の悲しみも」という。
圓生百席を聞くと「朝顔日記~宿屋の段」だそうである。
松浦屋の佐兵衛さんが、女房派手彦の船出を悲しんで
石になった…という。「冗談じゃねえぜ。おい、番頭さん。」
「石になった。」「何か言ってるよ。何の石になったんだい?」
「女房孝行で重石になった。」というオチである。

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