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2014年6月12日 (木)

ザルツブルク音楽祭1965

1965年のザルツブルク音楽祭から
ゲザ・アンダのピアノ・リサイタルを聞いている。
すべてショパンの作品で、24の前奏曲 作品28、
12の練習曲 作品10、12の練習曲 作品25
1965年7月27日にザルツブルク・モーツァルテウムで収録。
48曲の性格の異なる小品が次々に演奏されていくのは、
何とも壮大な情景にも感じられて、実に素晴らしいのだが、
ゲザ・アンダのヴィルトゥオーゾ的方向性、力強いたくましさ、
豪快な男性的ショパンに圧倒されて、これは迫力のライブである。
ORFの放送用音源でモノラル録音であることはわかっていたのだが、
しかし1965年なので、もうちょっとクリアな音質を期待したけれど、
まあ、このぐらいで聞ければ、十分に満足しなければいけないだろうか。
今日的な精妙な仕上がりからすると…少々乱暴な印象もあるのだが、
勢いで突き進んでいくようなのは、この時代の巨匠にはありがちで、
そのいかにもライブ的な即興性を楽しまなければならない。
24の前奏曲と作品25の練習曲は、何種類か録音が存在しているが、
作品10の方は、これが唯一の記録だそうで、その点は興味深い。

ORFEO C 824 102 B

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