落語につぶやき 240~大名房五郎
「大名房五郎」を聞いていると岩佐又兵衛の掛軸が出てくるが、
その岩佐又兵衛という絵師だけど、荒木村重の子供だそうである。
NHK大河ドラマの「軍師官兵衛」を見ていて、少し前の回だけど、
荒木村重が有岡城から逃げ出し、信長軍の攻撃を受けて、落城。
その際に村重の妻だしは、赤子を乳母に託し、城から逃がしている。
信長の命により、荒木の一族は皆殺しとなるが、その逃げた子供が、
後の岩佐又兵衛だそうだ。母方の岩佐姓を名乗り、京都、福井、
そして江戸へと渡り歩き、慶安3年(1650)まで生きたそうである。
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