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2014年6月10日 (火)

ホルヘ・ボレット 9

ホルヘ・ボレットによるリストの作品集を聞いている。
今日は、巡礼の年 第2年補遺「ヴェネツィアとナポリ」、
巡礼の年 第3年~エステ荘の噴水、
詩的で宗教的な調べ~孤独の中の神の祝福、
バラード 第2番 ロ短調である。
1983年10月にロンドンのキングズウェイ・ホールで収録。
この選曲は、私的にはたまらないものがある。大好きな作品。
「ヴェネツィアとナポリ」のタランテラなど、アクロバットな曲もあるが、
ホルヘ・ボレットはあくまでも自然体な演奏で、渋い仕上がり。
エステ荘の噴水も美しい響きはもちろんのこと、あまりの透明感で
巨匠の風格と力みの取れた音作りは独特である。実に細やかだ。
一方で凝縮された緊張感というのは、ここではあまり聞かれず、
どんな表現においてもゆったりとした流れが存在しているので、
ホルヘ・ボレットならではの世界観というか、理解が必要である。

DECCA 467 801-2

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