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2014年6月25日 (水)

小満ん語録~侍の刀

小満ん師匠にお聞きした江戸の話。

アメリカでは、護身用にピストルをもって、危険が迫ったら、
すぐに撃つのであるが、江戸の侍のもつ刀というのは、
そういうものではなく、いざ、戦のときのためのものであり、
そして小刀はというと、自分の腹を斬るためのものであった。
もしも刀を抜いたなら…お家が潰れるかもしれないのであり、
自分が命を落とすどころではない…家来や奉公人に至るまで
路頭に迷うことになる。だから刀は、抜くわけがないのである。

そういう話を聞くと、よく侍は、この無礼者!って、すぐに斬り、
死人に口なしで、斬られた町人は、斬られ損だっていうけれど、
決してそんなことはなくて、誰を斬ろうとも…人の命を奪えば、
それは大事になるのであり、江戸の侍にとっての刀とは、
単なる武器ではなかったと…それで魂といわれるのであろう。

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