« 柳家小ゑん「セルフの男」 | トップページ | ユンディ・リ 2~ベートーヴェン »

2014年9月19日 (金)

チューリヒ・トーンハレ2012/2013

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
マーラーの交響曲シリーズの続編で、「大地の歌」を聞いている。
独唱はスーザン・グレイアムとクリスティアン・エルスナーである。
後半はブゾーニの悲劇的子守歌作品42が収録されており、
2012年10月30日~11月1日にチューリヒ・トーンハレでの録音。
すっかり涼しくなり、秋の風なので、マーラーの「大地の歌」がいい。
ジンマンのこのシリーズの特長といってもいいと思うのだが、
実に精妙な音作りで、どこまでもクリアな響きを実現させており、
今さらながら、はじめて聞こえる音が何か所もあったのには驚いた。
独特の透明感と繊細で清々しい仕上がりがいかにもという感じだが、
一方で薄味な印象があることも事実であろう。しかし私は好きである。
「大地の歌」に限っては、もっと濃厚に…重みと深み、奥行きを備えて、
訴えかけてきてほしい気もするのだが、この絶妙なバランス感覚と
高い機能性、完成度で、音楽を伝えてくれる情報量が膨大なのである。

RCA 88765 43815 2

|

« 柳家小ゑん「セルフの男」 | トップページ | ユンディ・リ 2~ベートーヴェン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/60342488

この記事へのトラックバック一覧です: チューリヒ・トーンハレ2012/2013:

« 柳家小ゑん「セルフの男」 | トップページ | ユンディ・リ 2~ベートーヴェン »