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2014年10月29日 (水)

柳家小さん「富久」「穴どろ」

五代目小さん師匠で「富久」と「穴どろ」を聞いている。
私の中では、冬の噺、暮れの噺ということなのだけど、
小さん師匠の場合、特別に限定されているわけではない。
「富久」では、火消しの頭が「この暮れに千両当たって…」と
言っているので、富の当日は、どうも年末らしいのだが、
「穴どろ」の借金まみれは、年末の掛取りかどうかはわからない。
大晦日の情景で「穴どろ」を演る場合もあるのだが、柳家は違う?
小さん師匠の「富久」は、文楽師匠のとはずいぶん違っていて、
どういう流れの「富久」なのだろう。四代目の小さんだろうか?
富くじを大神宮様に祀って、酒を飲みながらの一人妄想も違うし、
久蔵の住んでいる場所は浅草だが、安倍川町ではなく、三軒町。
また久蔵が火事の三軒町に駆け付ける場面も省略である。
富興行は湯島天神という設定で、浅草三軒町からは近い。
文楽師匠の久蔵は、酒に負けての人間の弱さがにじみ出て、
心が優しいのだけど、その点では、小さん師匠は骨太だ。
酒を飲むと…少々荒れて、絡むのである。火事見舞いもなし。

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