« 第125回 柳家小満んの会 | トップページ | 三田落語会 入船亭扇遊 »

2014年11月20日 (木)

ザルツブルク音楽祭2004

ザルツブルク音楽祭2004から7月29日に行われた
ルドルフ・ブッフビンダーのピアノ・リサイタルを聞いている。
バッハのイギリス組曲第3番BWV808、ベートーヴェンの「熱情」、
シューマンの交響的練習曲(遺作変奏付)、アンコールのバッハ。
2004年7月29日にザルツブルク祝祭大劇場でライブ収録。
今日の最も偉大なピアニストの一人であるブッフビンダーだが、
冒頭のバッハから素晴らしい。感動的だ。バッハが苦手な私が、
うっとりと聞き惚れているのだから、それは魅力的な演奏である。
音の美しさはもちろんのこと、その深い響きに引き込まれてしまう。
ベートーヴェンの「熱情」はさらに自在な印象であり、剛と柔の対比、
特に柔らかい弱音が冴えているので、力強さが引き立つのだと。
後半はシューマンで、ブッフビンダーのシューベルトに関しては、
イメージもあったのだけど、聞くとシューマンも実にいい。名演である。
抑制が効いており、繊細な表情付けが浮かび上がって、ハッとする。
ショパンは弾かないのだろうか。きっといいに違いないと思うのだけど。
現在のブッフビンダーの聞かせる表現ならば、どんな作品も輝いてくる。
アンコールはバッハのパルティータ第1番からジーグでかわいらしい。

ORFEO C 775 081 B

|

« 第125回 柳家小満んの会 | トップページ | 三田落語会 入船亭扇遊 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/60685641

この記事へのトラックバック一覧です: ザルツブルク音楽祭2004:

« 第125回 柳家小満んの会 | トップページ | 三田落語会 入船亭扇遊 »