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2014年11月 2日 (日)

試作品で小ゑん・喜多八

四谷三丁目から丸ノ内線と銀座線で上野へ移動。
夜は、黒門町で小ゑん・喜多八「試作品」である。

柳家小ゑん:ぐつぐつ
柳家喜多八:野ざらし
柳家小ゑん:長い夜 改
柳家喜多八:妾馬

今回は小ゑん師匠からで、お馴染みの「ぐつぐつ」。
そろそろ、おでんの季節ということで。でもいつもとちょっと違って、
天文ネタ、天文ギャグが入っていて、プラネタリウム版だそうである。
喜多八師匠の一席目は「野ざらし」だ。面白い。隣の八五郎が、
少々色気違いで、目付きもおかしい…恐いというような雰囲気で
その勢いで、向島で一人暴走、大騒ぎするのだから、独特である。
骨を目当てに一途に突っ走るところが最高だ。それが、夜になって、
訪ねてきたのが女ではなく、さらに変てこな幇間だったのだから、
一気に醒めて、真剣に怒り出すのには、とにかく面白かった。
仲入り後、小ゑん師匠の二席目は、「長い夜」の2014年改訂版。
時代の移り変わりで、場所の設定や流行語や登場人物そのものも…
どんどん古くなってしまうのだけど、今回、手直ししたそうである。
この「長い夜」…私は好きだ。何だか好き。はまってしまった。
空と大地が人間の営みを観察しているのだけど、登場するのは
ちょっとおかしな連中ばかりで、後半、どんどん壊れていく傾向があり、
最後はおかしくて…おかしくて…腹を抱えて笑ってしまった。最高!
あまりに笑い過ぎて、腹が痛くて、涙が出てきた。何ともいいなあ。
トリは喜多八師匠だけど、小ゑん師匠のラップを袖で聞いていて、
思わず笑いを抑えられず、グズグズのまま高座へ。それぐらいに
小ゑん師匠の「長い夜」は絶好調だった。頭を切り替えて…
喜多八師匠は「妾馬」である。前半のお鶴がお屋敷へ上がることに
見初められたと…大家さんが八五郎に喜んで聞かせる場面もあり、
こちらの八五郎もかなりの一人暴走なのだから、無礼講になっての
弾けっぷりはすごかった。明るいし、楽しい。幸せな日曜日に感謝。

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