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2014年12月23日 (火)

ゲルネとエッシェンバッハ

マティアス・ゲルネの歌うシューベルトの「冬の旅」。
ピアノは今回もクリストフ・エッシェンバッハである。
この「冬の旅」で、ゲルネとエッシェンバッハによる
シューベルトの三大歌曲集が完成したことになる。
2011年5月にベルリンのテルデックス・スタジオで収録。
もちろんゲルネも素晴らしいのだが、それは当然のことで
エッシェンバッハの大ファンである私は、ピアノに夢中だ。
ここでも軽めの響きで、力の抜けた柔らかい表現は美しく、
なんて微妙な表情付けを駆使することか。とにかく感動的!
奥行きと陰影感、光と影の扱い、極めてモノトーンな世界で
徹底的に色彩を排除しつつ、この上なく豊かな音楽性を実現。
「冬の旅」は、これまでに相当な数の演奏を聞いているけれど、
ここまで独創的な表現には出会ったことがないし、間違いなく、
私の知る限りでの最高の名演だ。なんて魅力的な世界!

Harmonia Mundi HMC 902107

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