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2015年3月16日 (月)

ダニエル・バレンボイム 21

バレンボイムによるシューベルトのピアノ・ソナタ集を聞いている。
今日は、第16番 イ短調 D.845と第17番 ニ長調 D.850
2013年1月と2014年2月にベルリンのテルデックス・スタジオ。
しだいにシューベルトの後期の作品になってきて、規模も大きく、
傑作のソナタが並んでいるが、バレンボイムの表現は実に豊かで
何とも聞き応えがある。とにかく自由自在で、あらゆる音色を操る。
重々しさが深みを引き出したかと思うと恐るべき繊細さで細やか。
シューベルトの美しい旋律をしっとりと歌って、次の瞬間には、
歯切れよく踊り出す。全体に弾力性に満ちた軽やかなタッチで、
その辺りにバレンボイムの現在が示されているように思う。
そうした多彩な表現が絶妙に活かされているのがイ短調だが、
ニ長調ではより豪快に重厚な迫力で、あまりの感動に夢中だ。

DG 00289 479 2783

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