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2015年3月16日 (月)

圓朝速記~真景累ヶ淵(二)

三遊亭圓朝の速記で「真景累ヶ淵」の(二)を読む。

宗:家内のお兼(かね)が御奉公を致した縁合で、
盲人が上りましても、直々殿様がお逢い遊ばして下さる
と云うのは、誠に有難いことでございますが、…

これまで意識して聞いていなかったのだが、
宗悦の女房、志賀、園の母は、兼という名前だったのだ。

新:これは感心、何うもその猪口の中へ指を突込んで
加減をはかると云うのは其処は盲人でも感服なもの

深見新左衛門が訪ねてきた宗悦に酒を勧めて、
盲人は器の中に指を入れて、酒がどのくらいまで
入っているのかを知るという、この表現は、
「按摩の炬燵」や「麻のれん」でもお馴染みだ。

宗:…義理が重なって居りますから遠慮して催促も致しませんが、
大抵四月縛(よつきしばり)か長くても五月(いつつき)という所を、
べんべんと廉(やす)い利で御用達申して置いたのでげすから、…

江戸(安永年間)の借金の期限というのは、四か月後なのだ。

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