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2015年3月13日 (金)

圓朝速記~真景累ヶ淵(一)

三遊亭圓朝の速記で「真景累ヶ淵」を読んでみると
「宗悦殺し」で針医の皆川宗悦が深見のお屋敷を訪ね、
借金の催促をするところは、安永二年のことだそうである。

安永二年十二月二十日の事で、空は雪催しで一体に曇り、
日光おろしの風は身に染みて寒い日、すると宗悦は…

とある。安永二年というのは、1773年であり、圓朝の時代から
およそ百年前という設定で喋っていたということであろうか。
明治になってからは、文明開化であり、幽霊の存在を信じる者も
すっかりいなくなったと冒頭で述べているが、百年前という
時代感覚が幽霊の噺をする上でよかったということかも。
年末のことであり、旧暦でもあるので、雪も降り出す寒さである。

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