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2015年3月21日 (土)

鶴川落語会で小満ん・喜多八

小田急線の鶴川に行くのは、24年ぶりになるのか。
駅の改札は昔の記憶のままだけど、外に出ると
その大発展に驚かされる。こんなに変わった…
こんなのなかった…という、町田市の施設で
和光大学ポプリホール鶴川が、今日の会場。

第十三回 鶴川落語会
春風亭朝太郎:子ほめ
柳家小満ん:長屋の花見
柳家喜多八:五人廻し
柳家喜多八:代書屋
柳家小満ん:らくだ

今日は時期的に「長屋の花見」だろうな…とは思っていたが、
やはり一席目は、お花見である。来週には開花であろう。
小満ん師匠の「長屋の花見」は、毎年、春のお馴染みだが、
今年は聞けたな!という。時期を逃すと夏の噺に移ってしまうし。
喜多八師匠がいつものマクラから廓の廻しの説明になって、
「五人廻し」である。一人目の江戸っ子だが、来るんじゃなかった…
という後悔の思いがにじみ出ていて、独特の哀愁が漂うけれど、
そこから残りの四人の描き分けも個性的であり、引き込まれる。
順番は、江戸っ子、地方出身の堅い男、気持ちの悪い半可通、
田舎者、そして五人目は杢兵衛大尽ではなくて、関取だった。
つまり今日のオチは、関取は疾うに廻しは取られている…という。
仲入り後は、喜多八師匠はお馴染み「代書屋」。大爆笑である。
何度聞いても面白い。大正から昭和初期、そして戦後まもなくの
様々な話題が盛り込まれているが、時代設定や当時の風景を
今に伝える言葉の一つ一つが興味深くて、実はいい噺だと思う。
小満ん師匠が「らくだ」をオチまで。40分ぐらいにまとめているので
コンパクトに仕上げている印象はあったが、今日一つ思ったのは、
今さら当り前なのだけど、らくだの死骸と願人坊主を取り違える…
というのがあるので、剃刀を借りてきて、らくだの頭を…屑屋さんが
剃っておかないといけない。でも願人坊主はいい加減なのだろうから
きれいな坊主頭だったのか?というのは、わからないのだけど。
そういう噺の伏線というのをきちんと聞かせているのが小満ん師匠。

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コメント

行きたかった顔付けですが、遠かったので諦めた会でした。
内容がわかって嬉しいです。

投稿: 亀ちゃん | 2015年3月22日 (日) 01:16

亀ちゃんさん、ありがとうございます。私は久しぶりの鶴川で、楽しく行ってきました。喜多八師匠は「五人廻し」も「代書屋」も強烈なキャラ作りで、会場は大爆笑でした。

投稿: たけお | 2015年3月24日 (火) 00:54

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