« ヴラド・ペルルミュテール 12 | トップページ | ジャック・ルヴィエ 3 »

2015年4月20日 (月)

ダニエル・バレンボイム 22

バレンボイムによるシューベルトのピアノ・ソナタ集を聞いている。
今日は、第18番 ト長調 D.894と第20番 イ長調 D.959
2013年1月と2014年2月にベルリンのテルデックス・スタジオ。
この第18番が、現在のバレンボイムで一番聞いてみたかった
作品であるかもしれない。というのは、優しい表情と自由な表現が
音楽の色合いを決定するのであり、弱音の冴えも重要だけど、
柔らかい響きに包まれるのである。バレンボイムの弾きたいように
誰に遠慮するではなく、独特な世界観が創造されている。自在だ。
第20番は、これがまた雄大。でも細やかな表情付けをいきいきと
まさに夢の世界のように美しい表現であり、同時に後期のソナタで
ベートーヴェン的な力強さも兼ね備えられている。深い響きを堪能。
第2楽章の中間部で、突然に狂い出すようなところがあるが、
こういうところの壮大さと緊迫感は圧倒的。超越したものがある。

DG 00289 479 2783

|

« ヴラド・ペルルミュテール 12 | トップページ | ジャック・ルヴィエ 3 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/121598/61470215

この記事へのトラックバック一覧です: ダニエル・バレンボイム 22:

« ヴラド・ペルルミュテール 12 | トップページ | ジャック・ルヴィエ 3 »