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2015年4月10日 (金)

金原亭馬生「お富与三郎(二)」

昨日に続いて、先代馬生師匠の三夜連続口演の
「お富与三郎」から第三夜の「島抜け」である。
昭和51年11月17日に新橋演舞場稽古場にて。
この三夜は「島抜け」で完結となっているのだが、
やはりその後、方々からリクエストがあったのか?
続いて、昭和55年12月18日に本牧亭で収録の
与三郎が江戸に戻ってからの噺で「与三郎の死」。
この本牧亭での高座では、出囃子が「一丁入り」で
これは初代志ん生が「お富与三郎」を得意にしていた…
ということに関係しているのか?五代目志ん生のは、
聞いたことがないので。この「与三郎の死」が実にいい。
乞食同然の哀れな姿で江戸へ戻ってきた与三郎だが、
行く宛もなく実家の伊豆屋へ戻ってくると葬儀であった。
父の死んだことを伯父から聞かされる。勘当の身の上、
さらには島抜けの大罪人であり、近付くこともできない。
ここでの伯父さんの言葉が、辛く、厳しいながらも
その背景に優しさが満ちており、この場面は感動的。
そして品川にいるお富のところへ行き、最後を迎える。

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