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2015年4月 9日 (木)

金原亭馬生「お富与三郎(一)」

「お富与三郎」を録音で聞くならば、先代馬生師匠で
昭和51年11月15日から17日に三夜連続の口演で
新橋演舞場の稽古場にて、収録されたようである。
今日はその第一夜の「木更津」と第二夜の「稲荷堀」。
当代馬生師匠や正雀師匠、馬石さんなどでこの噺は
何度も聞いて、噺の筋もしっかりと心得ているが、
その原点というのが、この馬生師匠の口演であろうと
やはり素晴らしい。何ともよくて、私のお気に入りだ。
噺の本筋とは関係ないのだけど、与三郎が木更津で
江戸金という髪結の親方と土地の祭り見物に出掛け、
鶴屋という割烹料理屋に行くのだが、噺を聞いていて、
なるほど新鮮な地魚料理は、おいしいだろうな…という。
馬生師匠の喋りは、夏の夜の海からの風、潮の香り、
蒸し暑さを酒と料理で凌いでいる情景がよく伝わってくる。
そこで与三郎は、お富と出会うのであり、重要な場面だ。

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