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2015年4月14日 (火)

圓生百席 「一人酒盛」

日曜日に三之助さんの「一人酒盛」を聞いてきたのだが、
覚えているうちに…圓生百席で圓生師匠の録音を聞いている。
比べてみると柳家の「一人酒盛」と圓生師匠の型は違っている。
柳家の方では、四杯目を形だけでも留さんに勧めるのだが、
圓生師匠のでは、そうした台詞はなく、熊さんは、酒の相手が
欲しかっただけで、実ははじめから留さんに一滴も飲ませる気は
なかったのではないか!という。圓生師匠のでは、燗を付ける前に
留さんに酒の肴で刺身を買いに行かせ、それに対して、柳家では
四杯目のところで、留さんに糠味噌をかき回させて、覚弥の香々、
結果的に留さんは四杯目を逃して、飲まれてしまうという展開。
機嫌よく熊さんは、楽しい酒で、一人で喋りまくっているけれど、
圓生師匠の後半の酔いっぷりはベロンベロンで、その点では、
途中から相手の留さんが飲んでいるのか?飲んでいないのか?
その辺もわからなくなってしまっている印象もあり、この酔い方が
オチ「あの野郎は、酒癖悪いんだから」につながっている気もして、
素面でカンカンになって怒っている留さんとの対比は最高だ。
明るく朗らかな噺ではあるが、酒飲みの愚痴っぽいところが、
延々と続くところもあり、そういうのはちょっと疲れるのと…
要領悪く一滴もありつけない留さんがかわいそう…という。

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