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2015年5月12日 (火)

ケント・ナガノ 11~ブルックナー

ケント・ナガノ指揮バイエルン国立管弦楽団による
ブルックナーの交響曲を収録順に聞いている。
今日は交響曲第8番で1887年の原典版での演奏。
2009年7月にミュンヘンのファラオ・スタジオで収録。
第8番の原典版もデニス・ラッセル・デイヴィスでしか、
聞いたことがなかったのだが、今回で二度目である。
通常、聞けるハース版やノヴァーク版とこの原典版は、
かなり違っており、すぐに興味の対象となるけれど、
それよりもケント・ナガノのスローテンポによる音作り、
そちらの方が非常に注目すべき表現であり、驚きだ。
慎重に響きを扱って、緻密に音楽を構築していく…
素晴らしいブルックナーだが、しかしやはりこの原典版、
正直なところ、作り損ないのような半端なところもあって、
私はハース版での演奏が好きだけど、整っているのは、
ノヴァーク版なのかな…というのは、やはり思うのである。
この原典版での演奏も優れた記録だが、贅沢をいえば、
ケント・ナガノには、この精妙な音作り、透明感ある解釈で
ハース版での録音もぜひ残してほしい!と思ってしまう。

FARAO B108074

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