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2015年5月 9日 (土)

シュヴェツィンゲン音楽祭1988

シュヴェツィンゲン音楽祭1988のライブ録音で
ホルヘ・ボレットのピアノ・リサイタルを聞いている。
メンデルスゾーンの前奏曲とフーガ、ロンド・カプリチオーソ、
ベートーヴェンのピアノ・ソナタ「熱情」、リストの「ノルマ」の回想、
アンコールにゴドフスキーとモシュコフスキーの小品を3曲演奏。
1988年5月14日にシュヴェツィンゲン城のロココ劇場で収録。
なんて魅力的なのだろう。感動的だ!一か月前の4月4日の
モントゴメリーでのライブ録音が出ているが、コンサートの選曲は、
恐らく同じだと思うのだけど、今回は「熱情」ソナタが収録されて、
これははじめてのレパートリーである。もちろんベートーヴェンも
ボレットはずっと弾いていたであろうが、CDでは聞けなかった。
その「熱情」だが、これまでのイメージ通りに雄大な仕上がりで
力が抜けて、激しさばかりではない、美しい音色を聞かせている。
音を丁寧に扱って、ロマンティックな表情を見せる「熱情」である。
お馴染みのリストの「ノルマ」の回想も文句なしの素晴らしさで
毎度ながらの大家の芸風だが、本当にホルヘ・ボレットは最高だ。
演奏スタイルは古いのだが、聞けば聞くほどに名ピアニストである。

Hanssler CD 93.725

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