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2015年5月19日 (火)

ウォルフガング・サヴァリッシュ 4

サヴァリッシュ指揮スイス・ロマンド管弦楽団で
スメタナの連作交響詩「わが祖国」を聞いている。
1977年12月にジュネーブのヴィクトリア・ホールで収録。
サヴァリッシュは、1970年から1980年にかけての十年間、
スイス・ロマンド管弦楽団の首席指揮者を務めていたそうで、
実はあまり知らなかったのだが、その時期に残された名盤が、
このスメタナの「わが祖国」だそうである。楽しみに聞いてみて、
実にシンフォニックだ。緩急のメリハリが明確で、鮮やかである。
やはりチェコフィルの演奏に比べ、ドイツ的で強靭な印象はあり、
その辺は、サヴァリッシュの求めによるものであろう。客観的だ。
それだけチェコの民族性とは違うところでの普遍的な解釈であり、
ひとつの方向性を示している。聞いていて、非常に興味深いのが、
もしN響の演奏だったとしてもきっとこういう音がするのでは…
と思えるところがあり、そこはやはりサヴァリッシュの音なのだ。

RCA 88697771452

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