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2015年6月 7日 (日)

ラサール四重奏団 5

ラサール四重奏団でツェムリンスキーの弦楽四重奏曲を聞いたが、
続いて、同じ時期に録音されているブラームスの弦楽四重奏曲を
収録順に聞いていきたいと思う。今日は第3番 変ロ長調 作品67
1978年5月にハノーヴァーのベートーヴェン・ザールで収録。
私がブラームスの室内楽を覚えた頃は、弦楽四重奏曲に関しては
アルバン・ベルク四重奏団とメロス四重奏団の演奏が最新盤であり、
評価が高かったのだけど、買ってきたのは、ラサール四重奏団で
シャープな切れ味鋭い演奏に当時は夢中になっていたのである。
久しぶりに出してみたのだが、ブラームスを超越した鋭利な感覚。
つまりは極めて現代的な仕上がりということだけど、濃厚な世界を
目指していないので、そのシンプルな印象というのは、かえって
素朴に聞こえてくるところもあり、これもまたブラームスの音楽の
重要な特徴なのであると今回はそんなことに気付かされた。
そしてブラームスの緻密な作風を表現し尽くす…という点では、
さすがにラサール四重奏団の精密さは、天下一品だ。感激!

DG 437 128-2

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