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2015年7月 5日 (日)

ウィグモア・ホール 2010

ウィグモア・ホールのライブ・シリーズから
クリストファー・モルトマンの独唱による
シューベルトの歌曲集「白鳥の歌」 D.957
アンコールに秋 D.945と冬の夕べ D.938
ピアノはグレイアム・ジョンソンである。
2010年4月20日にウィグモア・ホールでライブ収録。
私は「白鳥の歌」の世界が大好きで、とにかく暗いけど、
クリストファー・モルトマンが、引き締まった歌を聞かせる。
グレイアム・ジョンソンのピアノは軽く、静寂の響きだが、
その絶妙な崩し加減、力の抜き方がたまらない。感動。
一歩引いたところで優しく、優しく、ピアノを奏でるのだが、
その歌の向こう側にいる存在感があまりに大きいのである。
本当にグレイアム・ジョンソンって、なんて素晴らしいのだろう。
絶望的な緊迫感をそれほど強調するでもなく、自然な音色だ。
ここでもテーマは、シューベルトの最後の年「1828年」であり、
アンコールの「秋」「冬の夕べ」が、また深い意味を持っている。

Wigmore Hall Live WHLive0049

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