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2015年7月22日 (水)

ズービン・メータ 3

ズービン・メータ指揮コヴェントガーデン王立歌劇場による
プッチーニの歌劇「西部の娘」で、後半の第2幕と第3幕。
1977年6月にロンドンのワトフォード・タウンホールで収録。
ジョンソンがミニーの部屋に訪ねてくる幸福の絶頂にはじまり、
銃弾に倒れ、怪我を負ったジョンソンを匿い、自身を賭けて、
保安官のランスとカードの勝負をする…という緊迫した展開、
ちょうど「トリスタンとイゾルデ」の第2幕みたいだが、やはり
この悲劇的な色合いに支配されての盛り上がりには感動する。
結局は、喜びの表現から絶望の底に突き落とされるところに
歌劇の面白さがある。そこに夢中になって、物語に引き込まれ、
またプッチーニが見事に演出しているのだ。痛みの激しさと
力強い迫力で、メータがリアリティある音を生み出しており、
本当に素晴らしい演奏。こういう録音が残されているのだから
歌劇「西部の娘」ももっとメジャーになってもおかしくないのだが、
なかなか聞けない。シノーポリとかで聞いてみたかったかも。
マゼール盤があったと思うので、いずれぜひ聞いてみたい。

DG 474 840-2

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