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2015年7月 8日 (水)

ギュンター・ノイホルト 9

ギュンター・ノイホルト指揮による「ニーベルングの指環」で
楽劇「ジークフリート」の第2幕第2場から第3幕第1場。
カールスルーエ・バーデン州立歌劇場で1994-1995年の収録。
今日は有名な「森のささやき」の場面からで、大蛇が目を覚まして、
ファフナーとの決闘へと進んでいくのだが、いつもながら楽しい。
劇場でのライブ録音だし、自然な高揚感で盛り上がっていくのだが、
それにしてもしっかりと描き込まれて、安定しているし、素晴らしい。
ミーメの企みは大失敗で、ジークフリートに絞め殺されるのだけど、
その振る舞いはいかにも乱暴であり、残されたジークフリートは、
何とも孤独である。英雄はいつも裏切られ、影が付きまとうのか。
その孤独によって、第3幕へとつながる…そういう筋なのだけど。
第3幕は、今日のところは、ウォータンとエルダによる前半のみだが、
ここがまた感動的だ。エルダはオルトルン・ヴェンケルで、この人は
1975年から1980年にかけて、バイロイト音楽祭に出演しており、
ブーレーズ指揮の「指環」で、やはりエルダを歌っていた。そちらは、
「ラインの黄金」と「ジークフリート」に出演だが、ここでの録音では、
「ジークフリート」のみだったらしい。この後、続く「神々の黄昏」では、
第一のノルンも歌っており、その配役はバイロイトでも同じである。

DOCUMENTS 224056

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