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2015年7月25日 (土)

バイエルン放送交響楽団

ベルナルト・ハイティンク指揮バイエルン放送交響楽団による
2011/2012シーズンの演奏からマーラーの交響曲第9番。
2011年12月15,16日にミュンヘンのフィルハーモニーで収録。
ハイティンクのマーラーで交響曲第9番の演奏は、この数年前の
ウィーンフィルでのライブも明るめの音色が印象的だったのだが、
ここでの演奏も同じ方向性を感じる。深刻に重くなり過ぎない…
暖色系の音色を引き出しつつも渋さと折り目正しさは独特であり、
バイエルン放送交響楽団の極めてハイレベルな完成度もあって、
近年のマーラー演奏においても間違いなく頂点を行く存在だ。
このマーラーの大作に挑むのに少しの気負いもなく、自然体で
音楽に没入してしまうのではない…程よい距離感を保ちつつ、
客観性とバランス感覚ある音楽が築かれるのは、こちらにとっても
聞いていて、実に心地よい。ベルナルト・ハイティンクは昔から
大好きな指揮者なのだが、このとき82歳であろうか、歳を重ね、
現在がますます素晴らしいという、本当に感動的なマーラーである。
不思議なぐらいに時間の経つことを感じさせない79分53秒。

BR 900113

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