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2015年8月28日 (金)

クラウディオ・アバド 22

クラウディオ・アバド指揮ウィーンフィルによる演奏で
ベートーヴェンの交響曲全曲を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第7番 作品92と第8番 作品93。
1987年2月にウィーン楽友協会大ホールでライブ収録。
まさにウィーンフィルの音色によるベートーヴェンであり、
解釈としてはスタンダードだし、自然体な仕上がりだ。
特別な要素は盛り込まれていないので、いまの感覚だと
多少、物足りない印象もあるし、ひと時代、昔の演奏…
という感想が出てくる。このCDが発売されたときには、
大いなる感動をもって、大歓迎で迎えられたのだが、
その後の1990年代に解釈の大きな変更が加えられ、
わずか十年ちょっとの間に…アバドもベルリンフィルと
新しい交響曲全集を録音することになったのには、
そこに理由が見付けられるのである。聞くと明らかで
残念ながら、この録音は存在が霞んでしまったようだ。
第8番は、ウィーンフィルの美観が活かされて、名演。

DG F32G20202

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