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2015年9月30日 (水)

フランクフルト歌劇場2013

ベルトラン・ド・ビリー指揮フランクフルト歌劇場による
ワーグナーの歌劇「ローエングリン」を聞いている。
2013年3,4月にフランクフルト歌劇場におけるライブ録音。
いよいよ第3幕である。有名な前奏曲からなんていい響き!
作り込んでいる感じはないが、細かなところにまで丁寧に
音楽の表情を吟味している印象があり、そうはいっても…
その精妙さ、緻密さが神経質に聞こえることはないので、
何とも躍動感がある。ライブ特有の臨場感も魅力的だ。
ローエングリンのミヒャエル・ケーニヒだが、第2幕まで
どこか暗い声で、元気のない感じが気になっていたのだが、
名を明かさない…素性の知れない影のある存在として、
そこにも意味があったのかもしれないけれど、第3幕で
妻となったエルザの問いに応える場面…一気に輝き出す。
音楽との一体感も絶妙で本当に感動的だ。名演である。
そしてフランクフルト歌劇場が素晴らしい。魅力一杯だ。

OEHMS OC946

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2015年9月29日 (火)

フランクフルト歌劇場2013

ベルトラン・ド・ビリー指揮フランクフルト歌劇場による
ワーグナーの歌劇「ローエングリン」を聞いている。
2013年3,4月にフランクフルト歌劇場におけるライブ録音。
今日はその第2幕。ワーグナーの作品は、第2幕で展開し、
一気に盛り上がって、物語に引き込まれることも多いのだが、
ここでの「ローエングリン」もまさにそれである。実に感動的だ。
ベルトラン・ド・ビリーの音作りが、何ともいえなく豊かな響きで
たっぷりと鳴っているのに重すぎることはないし、しなやかで
その快適な流れとスムーズな動きが、音楽のわかりやすさに
つながっている。ベルトラン・ド・ビリーが指揮するワーグナーで
他の作品も聞いてみたい。フランクフルト歌劇場への出演も
多いのだろうか。第2幕前半の不気味な世界が大好きで、
テルラムントとオルトルートの二重唱は、毎回、注目している。
オルトルートはミカエラ・シュースターで、純真なエルザに
邪悪に取り入り、エルザはすっかり騙されてしまうという。

OEHMS OC946

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2015年9月28日 (月)

フランクフルト歌劇場2013

ベルトラン・ド・ビリー指揮フランクフルト歌劇場による
ワーグナーの歌劇「ローエングリン」を聞いていきたい。
2013年3,4月にフランクフルト歌劇場におけるライブ録音。
今日はその第1幕である。ゆったりとした音楽はよく鳴って、
実に豊かな音色であり、同時にしなやかさと滑らかさと…
ベルトラン・ド・ビリーの音作りは、独特の心地よさがある。
ワーグナーはどのくらい指揮しているのか…わからないが、
「ローエングリン」はよさそうだなというイメージもあったし、
実際に聞いてみるとたいへんに素晴らしくて、魅力的だ。
ハインリヒ王はファルク・シュトラックマンで大注目である。
前半活躍は、テルラムントのロバート・ヘイウォードであり、
エルザはカミュラ・ニュルンド。そして白鳥と現れる騎士、
ローエングリンがミヒャエル・ケーニヒ。これからが楽しみ。

OEHMS OC946

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2015年9月27日 (日)

今日の月は…中秋の名月

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中秋の名月である。月の出は16時58分。
東の空に上がってきたばかりの月。
上から17時33分、17時41分、17時46分、
雲の隙間にようやく見えた月で撮影に苦労した。
今日の月齢は13.8で、満月(月齢14.8)は明日。

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2015年9月26日 (土)

横浜の風景から 411

外出の帰りに東横線で途中下車して、
相鉄線の沿線まで歩いて戻ってみた。

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菊名で各停に乗り換えて、妙蓮寺で下車。

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「菊名橋」から水道道を歩く。

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槇文彦の設計による篠原地区センターに
久しぶりに寄ってみた。外から見ただけなのだが。
竣工したての頃は何度か来たが、まもなく二十年?

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上麻生道路と交差する「西岸根」交差点。

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「菅田入口」から環状2号線をしばらく歩く。
その先の「八反橋」からは、脇道にそれて、
羽沢町、上菅田町を経由して、西谷駅を目指した。

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「梅の木」に出た頃には、真っ暗になってしまった。
八王子街道を歩いて、相鉄線の西谷駅へ。

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2015年9月25日 (金)

マリインスキー劇場管弦楽団

ヴァレリー・ゲルギエフの指揮によるマリインスキー劇場管弦楽団、
デニス・マツーエフの独奏で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第1番、
ストラヴィンスキーのカプリッチョ、シチェドリンのピアノ協奏曲第2番、
ラフマニノフは2014年11月16日、ストラヴィンスキーとシチェドリンは
2015年4月6,7日にマリインスキー劇場コンサートホールで収録。
マツーエフのピアノに今回も感動する!硬質な響きは独特だけど、
ロマンティックな表現は美しい表情を生み出して、とにかく最高だ。
ラフマニノフは1917年版という表記があるけれど、作曲者による
後の改定版であり、通常はこのスコアによって演奏されている。
逆に初稿による演奏って、存在するのだろうか。聞いてみたいかも。
ストラヴィンスキーとシチェドリンは、ずっとモダンな作風になるけれど
音の勢いが全く違って、その大胆な躍動はたまらない。シチェドリンは
今回はじめて聞いてみたけれど、これは面白い!私は好きである。
1966年の作品だそうで、これぞアヴァンギャルドな響きに大興奮。
しかし何といっても…やはりラフマニノフは魅力的だ。名演である。

MARIINSKY MAR0587

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2015年9月24日 (木)

9月24日の感想~勧工場

今週からはじまった夏目漱石の「門」の
朝日新聞への再連載で、今日のところで
「観工場」という言葉が出てきて、正しくは「勧」で
「勧工場」だそうだが、「百貨商品陳列所」とあり、
現在のデパートのようなものだそうである。
調べると「明治・大正時代、一つの建物の中に
各種商店が日用雑貨、衣類などの商品を陳列し、
正札販売した陳列・即売場。明治11年(1878)
東京麹町区辰ノ口(現在の千代田区丸ノ内)に
開設された東京府勧工場が最初」とある。
勧工場というのは、落語でも聞いたことがない。
いや、気付いていないだけかも。注意しよう。

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2015年9月23日 (水)

クラウディオ・アバド 23

クラウディオ・アバド指揮ウィーンフィルによる演奏で
ベートーヴェンの交響曲全曲を収録順に聞いている。
今日は交響曲 第2番 作品36と第5番 作品67。
第2番が1987年2月、第5番が1987年10月に
ウィーン楽友協会大ホールでライブ収録されている。
私にとっては、最初の頃に熱心に聞いていた演奏で
これがスタンダードになっていたのだけど、改めて
いま聞き直してみると思ったよりもスッキリとしていて、
テンポ設定にも勢いがあって、アバドならではだ。
独特な熱気も感じられるし、迫力の盛り上がりは、
ライブ収録されているからで、成功の要因である。
特に第5番は素晴らしく、ウィーンフィルの美感と
力強い音楽、生命力が見事に一体となっており、
アバドにとっての完成形、結論とは思わないけれど、
1980年代での大きな成果であることは間違いない。

DG F32G20201

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2015年9月22日 (火)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
R.シュトラウスを聞いている。交響詩「ドン・ファン」が、
2014年2月24-28日にミュンヘンのヘルクレスザール、
交響詩「英雄の生涯」が、2011年3月14-18日に
ガスタイクのミュンヘン・フィルハーモニーでライブ収録。
素晴らしい演奏だ。ヤンソンスのR.シュトラウスは、
いろいろと聞いてきたが、ますます音の扱いが丁寧になり、
じっくりと歌いこまれて、もちろん引き締まった響きは健在、
バランス感覚にも優れて、間違いなく最高の名演だ。
「ドン・ファン」も魅力的なのだが、「英雄の生涯」を聞くと
ヤンソンスが頂点に上り詰めたな!って、その充実感は
圧倒的なものがある。かつて聞いたことのない上質さ。
細部にまでヤンソンスの指示も徹底しているのだろうけど、
それにしてもバイエルン放送交響楽団があまりに上手くて、
聞き惚れてしまう。なんて深みのある…そして自在な響き。

BR 900127

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2015年9月21日 (月)

圓朝速記~真景累ヶ淵(十一)

「深見新五郎がお園に惚れまするは物の因果で、
敵同士の因縁という事は…中略…どういう訳か
因縁と云うと大概の事は諦めがつきます。」

続いて、圓朝による幽霊論が展開されている。
「日本の国には昔から有るとのみ存じていますから、
日本人には有るようで、…中略…詰り無い人には無い
有る人には有るのでございましょう」
と、仕方なしに答えましたが、此の答は固(もと)より
よろしくない様でございますが、何分無いとも有るとも
定めはつきません。…だそうである。明治の幽霊観。

冬になって、土蔵の塗り直しがはじまり、この先、
事件が起きるのである。事故?それは(十二)にて。

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2015年9月20日 (日)

東海道を歩く 鶴見~神奈川

黒門町を後にして、御徒町から
京浜東北線で鶴見まで戻ってきた。

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毎度のとんこつラーメン鶴見家で遅い昼食。
今日のスープは、これまででも一番おいしかった。
夏の間、家系ラーメンは食べなかったので、
久しぶりだからそう感じるのか?そうではないと思う。
まろやかだけど、しっかりした味があって、最高だ。

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鶴見線の国道駅。高架下のトンネルは人気スポット。

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鶴見区生麦4丁目の道念稲荷神社。
参道には、朱の鳥居がたくさん並んでいる。

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生麦事件の事件現場。現在は普通の住宅街。

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神奈川区子安通1丁目の烏巣森稲荷大明神。
隣に祀られているのが、浅間神社と三峯神社。

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神奈川区神奈川2丁目の星野橋にて入江川。
元は海だった場所だと思うが、運河である。

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神奈川区青木町の青木橋にて。
下を京浜東北線が通過中。

20150920h

台町の田中家のところだが、すっかり暗くなったので、
今回はここまでにして、横浜駅西口へ。これにて帰宅。

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黒門亭で金朝・志ん丸・馬の助

また久しぶりの落語になってしまったけれど、
黒門亭の第1部を聞こうと朝から御徒町へ。
お目当ては、志ん丸さんと馬の助師匠。

第1部
春風亭朝太郎:金明竹
三遊亭日るね:星野屋
三遊亭金朝:目黒のさんま
古今亭志ん丸:きゃいのう
金原亭馬の助:幾代餅

前座さんは朝太郎さんで、今日は後輩の百んがさんの指導係。
開口一番は朝太郎さんの「金明竹」だが、第2部は百んがさん?
道具七品の口上が鮮やかに決まって、かなりの高速だけど
きちんと道具の種類が聞き取れて、しっかり入っているな!と。
覚えた通りに…というのではなくて、道具が見えているのでは?
日るねさんが、いつ化けるのか!というのは注目なのだが、
自分の落語のスタイルが、固まってきているという印象も。
お妾さんを中心に登場人物のキャラを作って、きちんとメリハリ、
このお妾さんから見た噺の構成というのも「星野屋」という噺は
独特である。「夢の酒」などでも聞けるのだが、女性目線が可能。
金朝さんが、江戸時代の身分の違い(士農工商)のマクラから
浮世離れした殿様の小噺にはじまり、これは「目黒のさんま」だ。
ちょうど旬の季節だけど、秋を感じる。秋の空が印象的である。
この季節感って意外と短くて、聞き逃してしまうことも多いのだが、
今年は「目黒のさんま」を聞くことができた。楽しいし、心地よい。
私は志ん橋一門が大好きで、志ん丸さんもずっとファンなのだが、
今回は「きゃいのう」であった。この噺は、芝居小屋の様子を伝える…
貴重な噺だと思うのだが、それほど面白いところもないのだけれど、
志ん丸さんは場面を豊かに描き出して、実によかったのである。
でも割り台詞で「ゆきゃいのう」から「きゃいのう」って、やはり変な噺。
相撲取りが余興で使った巨大な鬘(かつら)で、隙間を埋めるのに
落花生の殻を詰めて、そこに煙草の火が紛れ込む…なんという
鬘から煙が上がって、台詞が出てこない…なんて、無理な噺だ!
今日のトリは、馬の助師匠で、古今亭の定番!「幾代餅」である。
搗き米屋の職人で清蔵さんが、落語でもこの上ない純粋な人だが、
馬の助師匠のキラキラとした目の輝きが、イメージにぴったりで
その目の先には、錦絵の幾代大夫がいて、そして後半では、
実際に幾代大夫が目の前にいて、正直な思いを伝えるのであり、
その真剣な眼差しに幾代が心動かされる…というのがよくわかる。
「幾代餅」という噺は、演じ手が作り過ぎるとわざとらしくなってしまい、
演じるにも正直に…その人柄が表れて、自然体であってほしいのだ。
という日曜日の14時で、午後は毎度の東海道歩きに出掛けた!

20150920

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2015年9月19日 (土)

ウォルフガング・ホルツマイアー 4

ウォルフガング・ホルツマイアーとイモジェン・クーパーで
シューベルトの歌曲集「美しい水車小屋の娘」を聞いている。
1997年11月にザルツブルクのモーツァルテウムで収録。
ウォルフガング・ホルツマイアーの歌はここでも抒情的で
悩める若者の心情を繊細に伝えているが、それに合わせ、
イモジェン・クーパーのピアノも実に柔らかな表現である。
シューベルトの三大歌曲集を取り上げたこのシリーズは、
実はイモジェン・クーパーがお目当てで聞いているけれど
これまで聞いてきた数多くの「美しい水車小屋の娘」でも
最も角が取れて…優しさの感じられるピアノかもしれない。
シューベルト・マニアにはたまらない…癒しの世界である。

DECCA 478 4272

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2015年9月18日 (金)

圓生百席 「猫怪談」「骨違い」

圓生百席の録音で「猫怪談」と「骨違い」を聞いている。
この二つに共通するテーマは、「死骸を運ぶ」という。
「猫怪談」に猫は出てこないのだが、お父つぁんの死骸を
踊らせているのが、年古い大猫ということで、踊り出す前に
黒いものが横切ったという表現が入っていて、それなのだ。
相変わらず与太郎のバカはお笑いで、谷中を夜中といって、
寺中(大寺の境内にある小寺)を女中といって、困ったもの。
与太郎はこういうバカだけど、しかし心優しいところもあって、
怪談とはいったものの…サクッサクッと霜柱も立つ冬の噺だ。
勉強になったのが、人が死んで、寺に報告に行くときは、
ひとりで行ってはいけない。ふたりで行くもんだ…って。
「骨違い」では、「質に入れる」ことを「ぶち殺す」といった…
その表現に掛けて、犬に向かって、「ぶち殺すぜ」というと
「人間にはされたくねえ」と犬がつぶやくというオチである。
縁の下に埋めた人の死骸が、犬の骨に化けた…という
そこにつながっているのだが、圓生師匠のオチだとか。
念のために本来のオチを記録しておくと、犬に吠えられて
「畜生!てめえも人間にされるな」というのが元のサゲ。

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2015年9月17日 (木)

ホルヘ・ボレット 23

ホルヘ・ボレットの演奏を年代順に聞いてきたが、
次に協奏曲の録音で、グリーグとシューマンである。
リッカルド・シャイー指揮ベルリン放送交響楽団と協演。
1985年5月にベルリンのイエス・キリスト教会で収録。
まさにホルヘ・ボレットの巨匠の芸風だが、遅いテンポで
しかしスッキリとクールな表情は、メリハリが効いている。
この透明感と鮮やかなテクニックを駆使した音楽は最高。
ヴィルトゥオーゾ・スタイルの演奏形態は、ひと時代昔だが、
その新鮮さといったら、何とも気持ちよくて、輝いている。
ピアノが遅いので、オーケストラも重くなりがちに思うけど、
決してそんなことはなく、シャイーがじっくりと歌いながらも
清々しい響きを引き出し、こんなにも爽やかな音楽はない。

DECCA 480 6686

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2015年9月16日 (水)

ミシェル・ベロフ 3

ミシェル・ベロフによるドビュッシーの全曲録音から
ベルガマスク組曲、2つのアラベスク、ボヘミア風舞曲、
バラード、夢、ロマンティックなワルツ、夜想曲、マズルカ
1995年9月16-26日にスイスのラ・ショー・ド・フォンで、
そして後半は、舞曲、ピアノのために、1996年11月に
フランクフルトのフェステブルク教会で収録されている。
ドビュッシーの親しみやすい曲ばかりが収録されて、
正直なところ、選曲は物足りない…って思ってしまうが、
これが魅力的な演奏なのである。本当に素晴らしい。
独特の粒立ちのよいタッチはこの上なく美しい音色だし、
若い頃のベロフと少し違っているのは、深みがあって、
音楽の余韻、輝きと翳りの微妙なニュアンスが絶品。
指の故障を克服した後の録音だが、何とも自在であり、
躍動感とピアノの運動性は見事で、最高の感動である。

DENON COCO-70447

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2015年9月15日 (火)

ヘルベルト・ブロムシュテット 7

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮による
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏を聞いている。
R.シュトラウスを収録順に交響詩「英雄の生涯」。
1984年9月10-14日にドレスデンのルカ教会で収録。
サンフランシスコとの再録音も名演で定盤となっているが、
ドレスデンでのこの録音もファンは多いのではないだろうか。
独特の音楽への真面目さ、派手さを求めない渋い仕上がり、
その辺は、通好みなところもあるように思えるのだけれど、
やはり何とも素晴らしい演奏だ。私もこのCDを買ったのは、
廉価版シリーズに登場してからなのだけど、久しぶりに聞いて、
改めて思ったのは、例えば「英雄の戦い」以降の後半など、
緊張感と力強さがあり、その圧倒的な統率力に感動する。
ドレスデンのこの時代の引き締まった響きはたまらない。

DENON COCO-70418

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2015年9月14日 (月)

ロンドン交響楽団

サー・コリン・デイヴィス指揮ロンドン交響楽団で
シベリウスの交響曲を収録順に聞いている。
第3番と第7番。第3番が2003年10月1,2日、
第7番が2003年9月24,25日に、ロンドンの
バービカン・センターでライブ収録されている。
シベリウスはもっとクールにドライでもいいのだけど
コリン・デイヴィスの指揮は、体温の感じられる…
実に血の通った音楽であり、そこが魅力であろう。
情熱…というと暑苦しいイメージになってしまうが、
強い想いが伝わってきて、そうした方向性は、
交響曲第3番にはぴったりだと思う。素晴らしい。
第7番もわかりやすい演奏で、親しみやすい。
描き込みと表情付け、豊かな響きに感動する。

LSO Live LSO0051

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2015年9月13日 (日)

ラサール四重奏団 8

ラサール四重奏団でブラームスの弦楽四重奏曲を聞いたが、
その余白に収められたウォルフの弦楽四重奏曲 ニ短調、
1967年12月にベルリンのUFAスタジオで収録されている。
ウォルフの弦楽四重奏曲はこの演奏でしか聞いたことないが、
ラサール四重奏団が珍しい作品を取りあげて、貴重な録音だ。
ウォルフといえば歌曲が有名で、しかし弦楽四重奏曲では、
イタリア風セレナードがよく知られていた。かなり地味だけど、
緻密に凝った作風で、これは面白い。ファンにはたまらない。
でもやはり有名になるような音楽ではない気がして、しかし
ラサール四重奏団の切れ味鋭い演奏は、魅力的である。

DG 437 128-2

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2015年9月12日 (土)

9月12日の感想~震度3

20150912

朝から地震で起こされてしまったが、
眠かったけど、驚いた。5時49分。
調布市が震度5弱で、大きかったが、
横浜は震度4であり、さらに詳しくは、
近所の観測点では、震度3だった。
しかし震源が近いので、細かな刻みで
ガタガタと衝撃が大きく、縦揺れなのか?
揺れの幅は小さくても大きかった印象。
これで震度3では、恐ろしくなってしまう。
巨大地震へのリスクは高まっているので。
画像は気象庁発表の神奈川県の震度分布。
青は震度3、クリーム色が震度4である。

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2015年9月11日 (金)

9月11日の8563

20150911c

8563(八五郎さん)が新車一か月点検で
点検の後、きれいに洗車してくれたので、
阿久和の方へ寄り道をして、写真を一枚。

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横浜の風景から 410

新車一か月点検で神奈川日産に行ってきた。
一時間の点検の間、ちょっと周辺を散歩。

20150911a

戸塚区前田町の赤関橋。
流れているのは、平戸永谷川。
その向こうに見えるのが、神奈川日産。

20150911b

お隣の外郷橋にて、平戸永谷川。
各地で甚大な被害を出した大雨の後だが、
意外にも増水していない。水も濁っていない。

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2015年9月10日 (木)

マリインスキー劇場管弦楽団

ヴァレリー・ゲルギエフの指揮によるマリインスキー劇場管弦楽団、
デニス・マツーエフの独奏で、ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、
そしてパガニーニの主題による狂詩曲 作品43を聞いている。
2009年2月15-20日にマリインスキー劇場コンサートホールで収録。
マツーエフのピアノに感動!シンプルに美しく、しなやかに聞かせるのと
独特の鋼鉄のような響き、ロシアの硬質な力強さに圧倒されるところと
その表現幅の広がりには、驚かされた。あまりにも素晴らしいピアノに
夢中になってしまうのだが、ゲルギエフもまたラフマニノフの音楽を
ロマンティックに歌い上げて、とにかく名演である。お気に入りだ。
このピアノ協奏曲第3番って、大好きなのだけど、何度聞いてもいい。
その上を行く傑作がパガニーニの主題による狂詩曲で緻密な作品。

MARIINSKY MAR0505

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2015年9月 9日 (水)

圓朝速記~真景累ヶ淵(十)

新五郎が伊勢茂さんへ使いに行って、
流山の味醂を御馳走になってくるのだが、
酒が飲めない新五郎は、すっかり酔っぱらって、
後に弟の新吉だけど、お久と寿司屋に入って、
同じく飲めないからと味醂を頼むところがある。
父の新左衛門は大酒飲みの酒乱の質なのに
息子二人が、酒が飲めないというのが面白い。
新五郎は、「つい口当りがいゝから飲過ぎて、
大層酔って間がわるいから、店へ知れては
困りますが、真赤になって居るかえ」と言い訳。

お園「女部屋へお店の者が這入っては、
悪うございますから早くお店へ行ってお寝みなさい」
女中は奥の方で勤めているので、女部屋も奥だが、
新五郎のような店勤めの者は、店の表の方に
寝所もあるようで、表と奥は、本来は交わらない。
新五郎は、一服してから戻ろうと煙管に火をつけるが、
お園は「早くお店へ行って下さいよ」と追い出そうとする。

お園の病が治るようにと新五郎は「池の端の弁天様へ
願掛けをしました」というけれど、弁天様は焼餅焼きで
恋の願いは邪魔をするそうなので、病だけを治して、
新五郎の想いは、ちっとも届かない…ということか。

新五郎「此の間ね、お前さんの姉様豊志賀さんが来てね…」
宗悦の娘の志賀だが、豊志賀の名前はここではじめて登場。

お園「有難うございますが、そんなに恩にかけると
折角の御親切も水の泡になりますから、余り諄く仰しゃると、
その位なら世話をして下さらんければいゝにと済まないが
思いますよ」って、男の恩着せがましいのは、みっともない。
おっしゃる通りで、こういうところは注意しないといけない。

それで新五郎は、お園の床に入れておくれと頼み込み、
「お園は厭だからぐるりと脊中を向けて固くなっているから、
此方も床へ這入りは這入ったが、ぎこちなくって布団の外へ
はみ出す様、お園はウンともスンとも云わないから、
何だか極りが悪いので酔も醒て来て、」となってしまう。

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2015年9月 8日 (火)

ヘルベルト・ブロムシュテット 6

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮による
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏を聞いている。
モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」と第39番、
1982年9月1-3日にドレスデンのルカ教会で収録。
素晴らしい響きだ。明るく、透明な輝きでいきいきと
それは同時に独特の格調高い演奏で、渋くもあり、
なんて素敵なモーツァルト!ブロムシュテットは、
枠からはみ出さないし、終始、基本に忠実であり、
スタンダードに徹しているのだけど、そこにこそ、
魅力が存在しているし、真実がある。感動する。

DENON COCO-70487

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2015年9月 7日 (月)

柳家小ゑん「ハンダの涙」

謝楽祭で買ってきた小ゑん師匠の最新盤。
今日は、早速に聞いてみている。楽しい。
2013年2月11日のお江戸日本橋亭、
「落語会にゅ」で収録された「ハンダの涙」と
後半は2014年11月30日の長崎にて
「長崎もってこ~い寄席」の「ほっとけない娘」。
「ハンダの涙」は、はじめて聞いた。面白い!
ハンダ…つまりは電気少年が大活躍の噺で、
「アキバぞめき」が好きな方は、これは必聴だ!
つい、いろいろ細かいことを書きたくなるけれど、
これから聞かれる方がつまらなくなってしまうので、
我慢。電気少年のことをハンダと呼ぶのだろうか?
後半は、お馴染みの「ほっとけない娘」だけど、
何度聞いても面白い。鎌倉の道中付けが好き。
詳細を書けないのがストレス。聞いてほしい!

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2015年9月 6日 (日)

落語協会 謝楽祭2015

2012年の圓朝まつり以来、三年ぶりの謝楽祭。
楽しみにしていた。何とか雨も降らずに…
夜は土砂降りになったので、幸運だった。

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今年から会場はお馴染みの湯島天神。

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恒例だけど、最初にサインをいただくのは、
小ゑん師匠。最新のCD(サイン付)も購入。

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志ん丸さんの「千両みかん」。冷凍みかんの販売。

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彦いちさんの「気が向いた時、いたわります」。

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さん喬師匠が「初天神」ではなく、
本当に団子を食べている。これは貴重!

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大好きな志ん橋師匠がサイン中。

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権太楼師匠もサイン中。大行列。

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正蔵さんもサイン中。さすが有名人の大行列。

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実行委員長の喬太郎さん。本当にがんばっていた!

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三K辰文舎(さんけいしんぶんしゃ)ライブ。
文左衛門さん、扇辰さん、小せんさん。

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ゲストかな?昔の縁日でお馴染み!
ペンチひとつでハリガネを曲げていく。

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その作品がこちら!名人芸だ。

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2015年9月 5日 (土)

東海道の風景から 64~品川宿

今日は貴重な青空で、品川宿を歩いてきた。
この夏は全く歩いていないので、無理のない距離にして。
少し前に放送された「アド街」の青物横丁周辺が気になる。

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畳松岡(岡松畳)の畳屋さん。アド街で紹介。

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歴史ある竹内醫院。こちらもアド街で紹介されていた。

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立会川の「吉田家」でおそばを食べてきた。
いつも前を通って、ずっと気になっていたのだが、
ついに今回、おいしかった。玉子焼きも絶品。
安政三年とあるので、1856年の江戸後期の創業。

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2015年9月 4日 (金)

ザルツブルク音楽祭1980

ザルツブルク音楽祭1980から8月17日に
祝祭大劇場で行われたウィーンフィルの演奏会。
カール・ベームの指揮でベートーヴェンの交響曲。
第2番と第7番という…ファンとしてはたまらない選曲。
オーストリア放送協会の音源で、正規盤としては初CD化。
発売したばかりで、今日到着して、早速に聞いてみている。
圧倒的な素晴らしさ。心から感動。音も悪くはない。満足。
最晩年のベームであり、超スローテンポによる演奏だが、
独特の引き締まった響き、それは何とも格調高い芸術で、
聴衆を不思議なぐらいに…音楽に引き込む力がある。
ベートーヴェンの音楽はいつも偉大だが、しかしここまで
真実に高潔な存在として感じられるのは、稀なことである。
CD鑑賞としての感想だが、音の自然な広がりもいいし、
柔らかく、暖かみのある音色、アナログ的な仕上がりは、
この時代のウィーンフィルの魅力を存分に伝えてくれる。
広く知られ語り継がれてきた宝物が、ついに掘り出された。

ORFEO C 910 151 B

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2015年9月 3日 (木)

バイエルン放送交響楽団

マリス・ヤンソンス指揮バイエルン放送交響楽団による
R.シュトラウスの「ばらの騎士」組曲(2006年10月19,20日)、
交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快ないたずら」
(2009年3月5,6日)、4つの最後の歌(2009年3月25,26日)、
ミュンヘンのヘルクレスザールでライブ収録されているが、
4つの最後の歌は、ガスタイクのミュンヘン・フィルハーモニーで
独唱はアニヤ・ハルテロスである。マリス・ヤンソンスというと
引き締まった響きが特長的だが、「ばらの騎士」組曲では、
実に豊かな音色で、思い切って、歌劇のムードたっぷりであり、
歌はないが、「ばらの騎士」の世界が頭の中に広がるのである。
しかしやはり「ティル」は、メリハリが効いているし、鮮やかで
バイエルン放送交響楽団の演奏も気持ちいいぐらいに快調。
そして4つの最後の歌でもとにかく感動的な響きで、さすが。

BR 900707

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2015年9月 2日 (水)

圓朝速記~真景累ヶ淵(九)

お園が病になり、新五郎が看病をしているが、
医者の見立てでは、「大分好い塩梅だが、…
どうも少し傷寒(しょうかん)の性(たち)だから
大事にするようにと仰しゃって、…」とあり、
古い川柳で、「大晦日 内儀傷寒 だと脅し」
借金の言い訳にも「傷寒」が出てくるけれど、
高熱をともなう急性疾患、腸チフスなど…である。

お園に惚れている新五郎だが、それが厭で仕方ない。
「あゝだもの新どんには本当に困るよ、厭だと思うのに
つか/\這入って来てやれこれ彼様(あんな)に
親切にしてくれるが、どういう訳かぞっとするほど厭だが、
何うしてあの人が厭なのか、気の毒な様だ」というお園。

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2015年9月 1日 (火)

ウォルフガング・ホルツマイアー 3

ウォルフガング・ホルツマイアーとイモジェン・クーパーで
シューベルトの歌曲集「冬の旅」 D.911を聞いている。
1994年11月にザルツブルクのモーツァルテウムで収録。
これは感動的だ。ウォルフガング・ホルツマイアーの歌は、
実に軽やかに…音楽も流れるようで、とにかく心地よい。
そしてイモジェン・クーパーのピアノが、また何ともいい。
音がきれいで、響きは柔らかく、細やかな表情付けなど
その入念な描き込みに聞いていて、夢中になってしまった。
「冬の旅」は名演も数多いが、その中でもお気に入りである。
やはりイモジェン・クーパーのシューベルトは、期待通りだ!
何度聞いても聞けば聞くほどに味わいのある深い世界。

DECCA 478 4272

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