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2015年9月18日 (金)

圓生百席 「猫怪談」「骨違い」

圓生百席の録音で「猫怪談」と「骨違い」を聞いている。
この二つに共通するテーマは、「死骸を運ぶ」という。
「猫怪談」に猫は出てこないのだが、お父つぁんの死骸を
踊らせているのが、年古い大猫ということで、踊り出す前に
黒いものが横切ったという表現が入っていて、それなのだ。
相変わらず与太郎のバカはお笑いで、谷中を夜中といって、
寺中(大寺の境内にある小寺)を女中といって、困ったもの。
与太郎はこういうバカだけど、しかし心優しいところもあって、
怪談とはいったものの…サクッサクッと霜柱も立つ冬の噺だ。
勉強になったのが、人が死んで、寺に報告に行くときは、
ひとりで行ってはいけない。ふたりで行くもんだ…って。
「骨違い」では、「質に入れる」ことを「ぶち殺す」といった…
その表現に掛けて、犬に向かって、「ぶち殺すぜ」というと
「人間にはされたくねえ」と犬がつぶやくというオチである。
縁の下に埋めた人の死骸が、犬の骨に化けた…という
そこにつながっているのだが、圓生師匠のオチだとか。
念のために本来のオチを記録しておくと、犬に吠えられて
「畜生!てめえも人間にされるな」というのが元のサゲ。

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