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2015年10月14日 (水)

圓朝速記~真景累ヶ淵(十四)

本所松倉町での新五郎の捕物の場面だが、
柿の皮を剥く庖丁で金太郎の額に斬り付け、
捕物上手の富蔵を打って掛るのを取って抉り、
二階に上がって、物干し伝いに逃げるのだが、
待ち構えていた勝蔵の肋のところへ斬り付けて、
土蔵の塗り替えで、足場から下に積んである
藁の上に下りるのだが、あったのは押切りで…

新五郎「あゝ因縁は恐しいもの、三年跡に
お園を殺したも押切、今又押切へ踏掛けて
そのために己が縄に掛って引かれるとは、
お園の怨が身に纒って斯の如くになること」

これがちょうど三年目の十一月二十日、
お園の三回忌の祥月命日のことである。

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