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2015年11月 7日 (土)

ヘルベルト・ブロムシュテット 9

ヘルベルト・ブロムシュテットの指揮による
シュターツカペレ・ドレスデンの演奏を聞いている。
R.シュトラウスの交響詩「ティル・オイレンシュピーゲルの
愉快ないたずら」、メタモルフォーゼン、交響詩「死と変容」、
1989年2月5-9日にドレスデンのルカ教会で収録。
今回も感動的だ。ティルはブロムシュテットとしては、
物語的というか、情景が目に浮かぶ劇的な演奏だが、
メタモルフォーゼンでは、鮮やかに方向性を変えて、
精妙に響きの美しい演奏である。実は…私の中で
メタモルフォーゼンって、聞くといいのだけど、それまでが
どうも聞こうという気持ちにならない作品で、その点では、
日頃から敬遠している感があるのだが、この演奏はまさに
聞くとたまらなく素晴らしい音楽で、これぞ名演なのである。
そして「死と変容」だけど、こちらも最高だ。なんていい響き!
ドレスデンでのブロムシュテットの録音は、このシュトラウスが
最後となったのではないだろうか。ちょうどこの少し前から
ブロムシュテットはサンフランシスコ交響楽団との録音で、
一気にメジャーな存在となったのであり、多くの録音が
残されている。東西ドイツの統合で、東側のオーケストラも
大きく変貌していくことになるのだが、統一前の偉大な記録。

DENON COCO-70715

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