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2015年12月30日 (水)

カール・ベーム 1

カール・ベームの指揮によるウィーンフィルで
ベートーヴェンの交響曲第9番を聞いている。
ジェシー・ノーマン、ブリギッテ・ファスベンダー、
プラシド・ドミンゴ、ヴァルター・ベリーの独唱で
合唱は、ウィーン国立歌劇場合唱団である。
1980年11月にウィーン楽友協会大ホールで収録。
いよいよ今年2015年も残すところあと一日であり、
私も締めくくりに第9を聞いておこうかな…ということで
最晩年のカール・ベームが1980年に残した録音である。
1970年の交響曲全集に含まれる演奏の方が充実して、
気合いと迫力で優ると思うのだが、こちらの演奏は、
音を確かめるように…表現の意味を突き詰めつつ、
ベームの厳しい姿勢は、最後まで衰えを見せなかった。
金管が強く鳴り響くところなど、バイロイトでのリングを
つい思い出してしまうけれど、そういうときにも弦楽器は
細かな表現をきちっと聞かせており、気付いてくると
ベームの到達した説得力ある深い造形に感動する。

DG F25G29013

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