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2015年12月15日 (火)

チューリヒ・トーンハレ2011/2012

デイヴィッド・ジンマン指揮チューリヒ・トーンハレ管弦楽団による
ワーグナーの歌劇「さまよえるオランダ人」序曲~「期限は切れた」、
楽劇「ラインの黄金」~第4場のヴァルハラ城への神々の入城、
楽劇「ワルキューレ」~第3幕のワルキューレの騎行、
楽劇「神々の黄昏」~序幕の夜明けとジークフリートのラインへの旅、
楽劇「ワルキューレ」~第3幕のヴォータンの告別と魔の炎の音楽、
オランダ人とヴォータンの独唱は、エギリス・シリンスであり、
2012年6月26-29日にチューリヒ・トーンハレでライブ収録。
ジンマンはいつも通り、スッキリとした音で緻密に聞かせていくので
ワーグナーの場合には、どうなのかな…ということは思うのだが、
独唱のエギリス・シリンスがすごくいい。ラトヴィアの出身だそうで、
ワーグナーに関しては、ヴォータン、「ラインの黄金」のドンナー、
オランダ人、「パルジファル」のクリングゾル、アンフォルタスなどを
歌っているそうである。バイロイト音楽祭には出演していないようだ。
「ジークフリートのラインへの旅」なども研き抜かれた響きだけど、
かえってそれが、コンサート的であり、劇場的な雰囲気を出さない…
というのは、どうもいまひとつしっくりこないところがあって、残念だ。
音を丁寧に扱って、その見通しのよさは、評価されるべきなのだが。
コンサート用の編曲もどこか不自然で、かなり気持ち悪い仕上がり。
つまりエギリス・シリンスが登場の場面は、本来の形で魅力的だ。

RCA 88725479412

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