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2015年12月17日 (木)

デニス・ラッセル・デイヴィス 3

デニス・ラッセル・デイヴィス指揮リンツ・ブルックナー管弦楽団で
ブルックナーの交響曲全曲を収録順に聞きはじめたのだが、
今日は交響曲第8番(1884-1887年 ノヴァーク版 第1稿)
2004年3月10日にリンツ・ブルックナーハウスでライブ収録。
第8番の第1稿をはじめて聞いたのは、このCDなのだが、
非常に衝撃的であり、それはデニス・ラッセル・デイヴィスが、
現行のハース版、ノヴァーク版との違いを際立たせているからで
斬新な発想に満ちて、まるで現代音楽のような面白さである。
スコアが整理されていないというのは、事実であろうけれど、
それがいいのであって、初稿だからこその魅力は確実にある。
一方で、少し前に聞いたケント・ナガノ指揮の演奏では、違いが
あまり気にならずに聞けたので、デニス・ラッセル・デイヴィスの
これが主張なのであろうと強烈な個性を感じるのである。
明確な音楽を構築するために残響よりも引き締まった響きで
筋肉質な音作りが特徴なのだが、私は好きである。名演だ。

ARTE NOVA 82876 62856 2

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