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2016年2月27日 (土)

ラサール四重奏団 13

ラサール四重奏団でベートーヴェンの後期弦楽四重奏曲を
収録順に聞いてきた。第14番 嬰ハ短調 作品131で完結。
1977年3月にハノーヴァーのベートーヴェン・ザールで収録。
昔からこの演奏を聞いてきたので、つい当り前に思ってしまうが、
その明瞭さと音楽に鋭く踏み込んでいく姿勢、シンフォニックで
強い輝きを発している演奏、これは驚異的であり、奇跡である。
もっと渋く重厚なベートーヴェンは、他にもあると思うのだが、
この光に満ちた感覚は、ラサール四重奏団以外にありえない。
第14番は7つの楽章があり、多様な様式が変化に富んで
極めて精密な作りの中に展開されていくが、その場面ごとの
鮮やかさと説得力は独特である。本当に偉大な名演だ。

DG 431 141-2

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